瀧川鯉朝
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概要
真っ当な古典落語とともに、ブラックでマニアックな新作落語も得意とする。
橘左近に寄席文字を指導され、余芸とは思えぬ腕前を持っている。
テレビドラマ『タイガー&ドラゴン』では出囃子の制作、演奏に参加。劇中の落語の指導助手を務めた。
同郷の漫画家横山隆一に直接描いてもらったキャラクター「フクちゃん」を手拭の柄にしている。また漫画家川島よしおとも親交があり、落語会のチラシなどを描いてもらっている。また、と学会との親交も深く、真打披露興行の際には、と学会から贈られた紋章入りの幔幕を背景に高座を務め、これをきっかけに同会に入会している。
同じく同郷の漫画家西原理恵子のファンであり、トークショーの司会を務めた縁で、真打昇進時に作成した手拭の柄を描いてもらっている。
略歴
人物
高知県出身の初の真打。
真打昇進と同時に名前が変わることを母親に電話報告したところ、『お前の取柄は春風亭という名前(亭号)“だけ”だったのに、なぜそれを棄てるのか』と嘆かれた(本人談)。
2006年3月26日放送の「笑点」(日本テレビ)で、落語協会5名、落語芸術協会3名の合同で真打昇進披露口上が放送され、鯉朝を含む落語芸術協会の3人はなぜかその場で組体操を披露した(鯉朝以外の昇進者は、落語協会から柳家獅堂、林家久蔵、柳家三三、6代目柳亭左龍、3代目柳家甚語楼[1]。落語芸術協会から春風亭柳之助、春風亭昇乃進)。
2006年4月16日の真打昇進時のパーティーは客船ロイヤルウイングで行われ、落語界初の船上パーティーとなった。また、昇進直後の5月6日にインボイス西武ドームで行われた西武ライオンズ対ソフトバンクホークス戦では「高知デー」ということで黒紋付姿で始球式を行った[2]。
なお、二ツ目(昇輔)時代に池袋演芸場の定席興行で、主任(トリ)の十代目桂文治が出番を「抜いて」(「すっぽかす」と同意)しまい、二ツ目ながら急遽「代バネ」(主任の代演)で出演した事がある。この時の経緯として、文治は出番を忘れていたらしく自宅におり、その他の真打の芸人は所用ですべて帰ってしまっており、楽屋に残っていたのが鳴物を担当していた昇輔と前座しかいない状況だった。このため、寄席の番頭が「前座よりマシ」と判断して急遽、昇輔が代バネとして高座に上がったという。この時は自作の「よるのてんやもの」をかけてしのいでいる。なお、この時の割(出演給)は通常の倍額を貰ったと述懐している[3]。
上方落語家とも親交が深く、彦八まつり(上方落語協会主催)に、毎年東京の落語家団体(落語芸術協会)所属の落語家として参加している唯一の落語家であり[4]、芸協らくごまつりにも反映させている。
2014年、兵庫県の知人から上方落語用の見台の無償提供を受け、新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場に見台を寄贈している[5]。
得意演目
出演
テレビ番組
- ドキュメント72時間「浅草・演芸場 人生は笑いとともに」(2022年7月15日、NHK総合)
ラジオ番組
- 「落語家・鯉朝の東京演芸ショー」(高知放送ラジオ 日曜17:30 - 17:45)レギュラー
インターネット出演
- お台場寄席DOUGA(フジテレビ無料動画サイト「
見参楽 」)
DVD
- ワザオギ落語会 vol.10(2014年、ワザオギ) 「街角のあの娘」収録
CD
書籍
- さかもと瓢作「マンガで読む名作落語三昧」(実業之日本社、2012年)*落語解説(表紙には鯉朝の名前は無し)ISBN 9784408174259