宝篋印塔
- 石造 宝筺印塔 高さ205cm 大阪府指定有形文化財(昭和52年3月31日指定)
基礎側面の三面に輪郭をとった手形の形態をした格狭間が刻まれ、残る北西側に「造立結縁人数」として、僧・侶の名前が彫られている。
また、北東側面には「貞和五丑己五月三」(1349年)と南北朝時代の北朝の年号による建立年月日が彫られている。
基礎の上部には、厚肉彫の複弁の反花を刻んでいる。
塔身は四面とも金剛界四仏の種子があり、月輪の中に薬研彫による梵字が刻まれている。
笠は、下段に2段、上段6段の段型に、四隅に突起面に蓮華座の上に蕨手文があるあまり類例のない隅飾突起がある。
相輪は、下から伏鉢・請花・九輪・請花・宝珠の構成となっている。
南北朝時代の完全な状態で残っている貴重な石造文化財である。[2]