無錫のバス
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無錫市公共交通集団有限公司
無錫市全域のバス路線は全部で6社のバス会社により運営され、そのうち市内中心部(市轄区)が2社、江陰市が2社、宜興市を2社が運営している。
無錫市公共交通集団有限公司(略称:無錫公交集団)は、1956年に設立された無錫市公共汽車公司までさかのぼる無錫最大のバス会社である[4]。開通当初は次のような路線を運営していた[1]。
- 1路(無錫駅―西門―黿頭渚)
- 2路(無錫駅―梅園)
- 3路(東門-恵山)
- 4路(無錫駅―恵山―銭橋)
- 5路(無錫駅―人民橋―南門―跨塘橋―賀弄口)
- 7路(大会堂―華荘)
2004年に無錫市公交産業集団有限公司は香港の九龍バスとの合弁で無錫九龍公共交通股份有限公司(略称:九龍公交)を設立した[5]。その後の2010年に無錫市公共交通股份有限公司に改称される[6]。2018年上半期に無錫市公共交通股份有限公司と合併し、新たに無錫公交集団として発足し[7]、2020年には馬山公交が同社の一部として統合された[4]。 現在は鳳翔分公司、新城分公司、中南分公司、梁渓分公司、新区分公司、恵山分公司、錫山分公司の7つの支社を管轄している[8]。
無錫新区公共交通有限公司

無錫新区公共交通有限公司(略称:新区バス)は2007年7月に設立された[9]。主に無錫新区(新呉区)のバス路線を運営し、車体は薄い水色の塗装である。現在はバス路線46路線を運営し、同社傘下で360台の車両を運営している[10]。
江陰市公共交通有限公司

江陰市公共交通公司(略称:江陰公交)は1992年に設立され、主に江陰市の市街地及び周辺の雲亭、南閘、夏港、新城区といった地域のバスを運営している[11]。江陰公交は61路線のバスを運営し、傘下には557台の車両を保有、1日平均の運営距離は7.6万kmを超え、1日平均6.8万人の乗客を輸送している[12]。
江陰市城鎮公交有限公司
江陰市城鎮公交有限公司(略称:江陰城鎮公交)は主に江陰市の村や鎮を結ぶバス路線を運営し、傘下に臨港分公司、澄西南分公司、澄東分公司、澄東南分公司の4つの支社を設けている[13]。2025年現在、同社の運営するバス路線は68路線、1日平均の運営距離は6.57万kmを超え、1日あたり延べ3万人を輸送している[14]。
宜興市公共交通有限公司
宜興市公共交通有限公司(略称:宜興公交)は1979年に設立され、主に市街地のバス路線の運営を担当している[15]。2023年現在、同社の運営するバス路線は51路線、傘下には557台の車両を保有、路線の総延長は879kmである[16]。
宜興市城郷公交有限公司
宜興市城郷公交有限公司(略称:宜興城郷公交)は2013年6月に設立され、主に宜興市の都市農村の路線を運営し、傘下に1、2、6の3つの車庫と張渚、丁山の2つの支社を設けている[17]。2021年現在、88の路線と傘下には406台の車両を保有し、運営距離は1717kmである[17]。
かつて存在した運営会社
無錫錫恵公共交通有限公司

無錫錫錫恵公共交通有限公司(略称:錫恵公交)は2008年8月に設立された会社で、かつて主に錫山区と恵山区のバス路線を運営していた[18]。錫恵公交は600-749路が割り分けられ、車両の塗装は、中型バスが青色塗装されているほか、残りの車両は赤白塗装されていた。統合直前の時点で同社はバス路線85路線を運営、708台の車両を保有し、路線の総延長は1787.9kmであった[19]。港下、長安、陽山など郊外行きの路線を運行している。2018年上半期に無錫市公交公司と共に、無錫公交集団に統合されて解散した[7]。
無錫市馬山運輸公司(馬山公交)
無錫市馬山バス有限公司(略称:馬山公交)はかつて主に馬山半島を走るバスを運営していた。同社は九龍公交の馬山分公司を前身とする。2011年5月1日から東環線、西環線、耿湾線の3路線を運営していた。車両はトヨタ・コースターの中型バスで、運賃は2元であった[20][21]。2020年に無錫公交集団に統合されて解散し[4]、同社が運営していた3路線は無錫公交集団の新城分公司による運営となった[8]。
路線の種類
無錫公交集団では2019年の路線再編によって、路線網を快線(快速路線)、幹線、支線、微線(マイクロバス路線)、その他路線の5段階に区分した[22]。各路線は番号と命名規則によって分類され、無錫市公交は以下のようなタイプの路線が存在している[23]。
通常バス路線(常规公交路线)
1-299路の番号が振られている路線が該当する。 運賃は全線統一で2元であり、かつて運行されていた非空調バスの運賃は1元であった。また10路、35路など夜間バスでなくても深夜まで運行するバスも存在する[24][25]。
市区夜間路線 (市区夜间路线)
300-399路の番号が振られている路線が該当する。料金は通常バス路線と同じである。夜間と付いてはいるものの深夜運行は行われず、実際の運行時間は18:00-23:00頃となっている[25]。
小区路線 (小区路线)

500-599路の番号が振られている路線が該当する。市の中心部と各住宅地区(小区)を結ぶ[26]。
恵山区、錫山区バス路線 (惠山区、锡山区公交)
恵山区の路線には600-699路、錫山区の路線には700-739路および800-839路の番号が振られている。 それぞれ、無錫公交集団の恵山分公司と錫山分公司(元錫恵公交)により運営されている[8]。恵山、錫山で最初に開通したバス路線は主に港下、長安、陽山など違法なバイクタクシーが運営される市内郊外に向かって運行されており、違法車両の代わりになるべく取り締まりを行っている[27][28]。
無錫新区バス路線 (无锡新区公交)
750-799路の番号が振られている路線が該当する。無錫新区公共交通有限公司により運営され、車体はうすい水色である。主に無錫新区(新呉区)のバスを運行している。最初に営業開始した751路や760路などの8路線は鴻山、碩放、梅村、新安などの耕農地区と市区を結ぶ「村村通」計画に従った路線であった[29][30]。
頭にGが付く路線と快速路線 (G字头路线和快线)
快速路線は系統番号の頭に「快」または「G」が付く路線が該当する。「快」のバスは市民中心(新市政府)が終点とし、主要な停留所のみに停車する。「G」のバスは市内のバイパス道路を走行する。現在運営されている路線はG1路[31]とG2路[32]の2路線である。
直行バス路線 (专线线路)
各路線は望亭专线、胡埭专线というように後ろに「专线」が付く。多くの路線では発車時間が決められている。
マイクロバス路線 (微巴)
各路線名には「微」の字が付けられている。2019年に錫東高鉄商務城において3本のマイクロバス路線として先行開設された[33]。2022年現在、無錫公交集団は13路線のマイクロバス路線を開設している[34]。
備考
ループ区間
無錫のバス系統のほとんどが、終点の片方にしか、車庫を持っていない。故に車庫がない方の終点はループ線が設定されることが多い。ループ区間では、終点を過ぎても運賃を再度支払わなくても乗車していることができる。(ループ区間を過ぎると、運賃を再度支払う必要がある。)なお、始末公交総站が終点の場合、この規則は該当しない。
- ループ区間の例 (太字は終点駅)
- 32路:二院-新生路(八佰伴)-朝陽広場 (朝陽広場にも車庫があるが、本系統は車庫が碩放にあるため。)
- 41路:泰康新村-河埒口-西賓賓館 (河埒口にも車庫があるが、本系統は車庫が坊前にあるため。)
- 70路:新区医院-春潮三区-新区医院
- 72路:大渲橋-梅園公交総站-開源寺 (梅園には車庫があるが、本系統は車庫が金城橋にあるため。)
- 206路:展示中心-無錫職教園-文良路(新藕路)
- 726路:新区医院-春潮三区-新光路
- 751路:国際飯店-火車站- (下り線) (以下参照。興源路沿いに停車するため、ループ区間に該当する。)
- 紛らわしい区間 (ループ区間ではない)
- 65路:火車站-以前は興源路沿いに停車したが、東広場に変更した。火車站の西、東広場は折返し設備のある“始末公交総站”であるため、東広場に停車する本系統は該当しない。
- 206路:公交三場-公交三場に車庫があり、入庫の事情により、上りと下りが違うため。
- 10路、27路などの全線ループである路線は該当しない。(河埒口で入庫する。)