焼き場に立つ少年
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→作品公表までの経緯の詳細については「ジョー・オダネル § 人物」を参照
10歳ほどの少年が、口を固く結びながら直立し、視線をまっすぐ前に向けている[5]。少年は、目を閉じた幼児を背負っている。この幼児は少年の弟で、すでに息を引き取っており、少年は火葬の順番を待っているものとされる[5][7]。少年の足元にある境界標石に刻まれている文字は、「縣」である可能性が指摘されている[8]。なお、少年の上着の着合わせや名札を附けた位置から、この写真は裏焼き、すなわち左右反転しているものと推定される[9]。
被写体の少年の身元は、2026年段階で判明していない[10][9]。撮影時期について、美術史研究家の吉岡栄二郎は、1945年10月6日もしくは7日頃と推定している[11]。撮影場所は長崎県とされているが、県内のどこであるかは明らかでなく、長崎県ではないとする指摘もある。ただし、2021年のNHKの調査で、写真の背景に写る地形が長崎本線道ノ尾駅近くの踏切とほぼ一致することが判明している[9][12]。