牧原依里

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牧原 依里(まきはら えり、1986年-)は、映画作家・演出家ろう者当事者としてろう文化の視点からの映画表現を実践する[1]ほか、東京国際ろう映画祭の立ち上げや一般社団法人日本ろう芸術協会の設立など、芸術に関わる聴覚障害当事者の人材育成と、ろう者と聴者が集う場のコミュニティづくりを行う[2]

神奈川県生まれ。自身を含む家族全員がろう者のデフファミリーで育つ[3]。小学2年生までは聾学校に通ったが、口話の訓練に時間を割く教育方針に物足りなさを感じ、3年生から地元の小学校に転校し[4]、以降普通校で学ぶ[1]

旅行で訪れたイタリアで、偶然開催されていたろう者による映画を扱うろう映画祭に参加[5]、帰国後、映画制作を学べる1年間のワークショップに参加し、そこでの経験を「LISTEN」制作につなげる[6]

2017年に東京国際ろう映画祭を立ち上げ[7]、2021年まで2年ごとに渋谷で開催[8]。2025年からは拠点を高円寺に移し、「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」として、国内外の舞台や映画を中心に、ろう・難聴手話に関連する作品を上映・上演している[8]

ろう映画祭実行委員会を前身として2022年には一般社団法人日本ろう芸術協会を設立[9]、ろう映画制作者育成講座[10]や、舞台芸術制作に関するろう者育成プロジェクト[9]等を実施する。

2023年には西日暮里に「デフスペース英語版」の概念を取り入れた手話に纏わる拠点[11]「5005(ごーまるまるごー)」をオープンし、CODAの和田夏実と共に共同代表を務めている[12]

構成・演出を担当した舞台作品「黙るな 動け 呼吸しろ」(2025年)や、総合ディレクターを務めた「手話のまち東京国際ろう芸術祭2025」の成果により、令和7年度(第76回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)を受賞した[13]

作品

映画

舞台

  • 「聴者を演じるということ 序論」(2023年、2024年)(脚本・演出)[18]
  • 「黙るな 動け 呼吸しろ」(2025年)(構成、演出)[19]

受賞

  • 令和7年度(第76回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)[13]

脚注

参考文献

外部リンク

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