牧原依里
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神奈川県生まれ。自身を含む家族全員がろう者のデフファミリーで育つ[3]。小学2年生までは聾学校に通ったが、口話の訓練に時間を割く教育方針に物足りなさを感じ、3年生から地元の小学校に転校し[4]、以降普通校で学ぶ[1]。
旅行で訪れたイタリアで、偶然開催されていたろう者による映画を扱うろう映画祭に参加[5]、帰国後、映画制作を学べる1年間のワークショップに参加し、そこでの経験を「LISTEN」制作につなげる[6]。
2017年に東京国際ろう映画祭を立ち上げ[7]、2021年まで2年ごとに渋谷で開催[8]。2025年からは拠点を高円寺に移し、「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」として、国内外の舞台や映画を中心に、ろう・難聴や手話に関連する作品を上映・上演している[8]。
ろう映画祭実行委員会を前身として2022年には一般社団法人日本ろう芸術協会を設立[9]、ろう映画制作者育成講座[10]や、舞台芸術制作に関するろう者育成プロジェクト[9]等を実施する。
2023年には西日暮里に「デフスペース」の概念を取り入れた手話に纏わる拠点[11]「5005(ごーまるまるごー)」をオープンし、CODAの和田夏実と共に共同代表を務めている[12]。
構成・演出を担当した舞台作品「黙るな 動け 呼吸しろ」(2025年)や、総合ディレクターを務めた「手話のまち東京国際ろう芸術祭2025」の成果により、令和7年度(第76回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)を受賞した[13]。
作品
映画
- 「LISTEN リッスン」(2016年)(雫境との共同監督。撮影、編集)[14]- 2017年第20回文化庁メディア芸術祭アート部門審査員推薦作品[15]
- 「田中家」(2021年)(監督・編集・脚本)[16]
- 「みんな、おしゃべり!」(2025年)(ろうドラマトゥルク、演技コーチング)[17]
舞台
受賞
- 令和7年度(第76回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)[13]