特定不能の摂食障害 From Wikipedia, the free encyclopedia 診療科 精神医学ICD-10 F50.9ICD-9-CM 307.50 特定不能の摂食障害概要診療科 精神医学分類および外部参照情報ICD-10 F50.9ICD-9-CM 307.50 [ウィキデータで編集] 特定不能の摂食障害(とくていふのうのせっしょくしょうがい、英: Eating disorder not otherwise specified ; EDNOS)とは、どの特定の摂食障害の基準も満たさない摂食の障害のための診断カテゴリである[1]。治療法については、「特定不能の摂食障害#治療」を参照。 →「精神障害 § 定義」も参照 特定不能の摂食障害は、他の特定の摂食障害の診断基準を満たさない時に用いられる[1]。以下のその一例である。 体重が著しく減少したが未だ正常範囲内の体重を保っており、それ以外は神経性無食欲症の診断基準をすべて満たしている 女性の場合、月経があるが、他の神経性無食欲症の診断基準をすべて満たしている 浄化行動(代償行為)が週に2回未満である。また持続期間も3カ月に満たないが、神経性大食症の他の診断基準をすべて満たしている 治療 特定不能の摂食障害では、摂食行動の治療・ケア(「摂食障害#治療」を参照)に加えて、症状の背景にある様々な原因にアプローチし治療することが重要である[2]。たとえば、症状の背景に強迫性障害があり、認知行動療法(主に曝露反応妨害法を活用)と薬物療法による治療(「強迫性障害#治療」を参照)が効果的であったとする事例研究[2]や、症状の背景に嘔吐恐怖症があり、その治療(「嘔吐恐怖症#治療法」を参照)を通して症状が改善されたとする事例研究[3]がある。 脚注 [脚注の使い方] 1 2 アメリカ精神医学会 DSM-IV-TR (2004) p. 570. 1 2 柴山修, 堀江武, 樋口裕二 ほか、「SSRIと認知行動療法の併用療法が奏効した強迫性障害を主たる病態とした特定不能の摂食障害の1例」『心身医学』 2015年 55巻 5号 p.432-438, doi:10.15064/jjpm.55.5_432, 日本心身医学会 ↑ 雨宮直子、野崎剛弘、植田美津子 ほか、「嘔吐恐怖から経口摂取が困難となった特定不能の摂食障害の1例」『心身医学』 2005年 45巻 3号 p.241-, doi:10.15064/jjpm.45.3_241_2, 日本心身医学会 参考文献 高橋三郎、大野裕、染矢俊幸(訳)『DSM‐IV‐TR 精神疾患の診断・統計マニュアル 新訂版』医学書院、2004年(原著2002年)。ISBN 9784260118897。 関連項目 ウィキメディア・コモンズには、特定不能の摂食障害に関連するカテゴリがあります。 摂食障害 神経性無食欲症(拒食症) 神経性大食症(過食症) むちゃ食い障害 うつ病 強迫性障害 パーソナリティ障害 身体醜形障害(醜貌恐怖) 精神障害の診断と統計マニュアル(DSM) 疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD-10) 外部リンク 脳科学辞典 - 摂食障害 厚生労働省 - 摂食障害 難病情報センター - 中枢性摂食異常症 表話編歴精神と行動の障害(ICD-F - 290-319) 器質性 / 症状性 認知症 軽度認知症 アルツハイマー型認知症 多発性脳梗塞認知症 ピック病 クロイツフェルト・ヤコブ病 ハンチントン病 パーキンソン病 AIDS認知症症候群 前頭側頭型認知症 日没症候群 認知症徘徊 その他 せん妄 脳振盪後症候群 器質脳症候群 他の症状性を含む器質性精神障害 精神作用物質使用、薬物乱用による障害 薬物中毒 / オーバードース 身体依存 薬物依存症 反跳作用 離脱 統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害 統合失調症 統合失調症型障害 持続性妄想性障害 急性一過性精神病性障害 感応性妄想性障害 統合失調感情障害 他の非器質性精神病性障害 特定不能の非器質性精神病 気分障害(感情障害) 躁病 - 軽躁病 双極症(I型 - II型 - 気分循環症) 抑うつ症状(大うつ病性障害 - 気分変調症 - 季節性情動障害 - 非定型うつ病 - メランコリー型うつ病) 神経症 - ストレス関連 - 身体表現性障害 不安障害 恐怖症 広場恐怖症 社会恐怖 / 社交不安障害(対人恐怖) 特定の恐怖症(閉所恐怖症) 単一社会恐怖 その他 パニック障害 全般性不安障害 強迫性障害 ストレス(急性ストレス障害 - PTSD) 適応障害 抑うつ気分を伴う適応障害 身体表現性障害 身体化障害 身体醜形障害 病気不安症 疾病恐怖 ダ・コスタ症候群 疼痛性障害 機能性神経症状症(ガンザー症候群 - 咽喉頭異常感症) 神経衰弱 Mass Psychogenic Illness 解離性障害 解離性同一性障害 解離性健忘 解離性遁走 離人感・現実感消失障害 生理的・身体的 摂食障害 神経性無食欲症 神経性大食症 反芻性障害 特定不能の摂食障害 非器質性睡眠障害 過眠症 不眠症 睡眠時随伴症(レム睡眠行動障害 - 夜驚症 - 悪夢) 性機能障害 性的欲求(性欲低下障害 - 性欲亢進) 性的関心・興奮 (女性の性的関心・興奮障害) 勃起障害 オルガスム(無快楽症 - 射精遅延 - 早漏 - 性的冷感) 疼痛(膣痙 - 性交疼痛) 産後 産後うつ病 産後の精神障害 成人のパーソナリティと行動 性 性成熟障害 自我異和的性的志向性 性的関係機能障害 性的倒錯(性依存症 - 窃視症 - フェティシズム) その他 パーソナリティ障害 衝動制御障害(間欠性爆発性障害 - 窃盗症 - 抜毛症 - 放火癖) 体を対象とした反復的行動 虚偽性障害(ミュンヒハウゼン症候群) 性別不合 小児の精神障害 精神遅滞 X連鎖精神遅滞 (Lujan-Fryns症候群) 精神発達(発達障害) 特異的発達障害 広汎性発達障害 アスペルガー症候群 学力の特異的発達障害 感情・行動の障害 ADHD 行為障害(反抗挑戦性障害) 情動障害(分離不安障害) 社会的機能(場面緘黙症 - 愛着障害 - 脱抑制性愛着障害) チック症(トゥレット障害) 言語障害(吃音症 - 早口症) 運動障害(常同運動症) 未分類 緊張病 想像妊娠 精神運動性激越 常同症 心因性非てんかん性発作 Kluver-Bucy症候群 Category:精神障害 Related Articles