治療法としては、認知行動療法と系統的脱感作法の併用が有効であった事例がある[4]。認知行動療法を通して認知面へのアプローチをあらかじめ行っておくことにより、系統的脱感作法をスムーズに導入することができる[4]。
系統的脱感作法では、リラクゼーションの技法を身につけるためのサポートと並行して、比較的弱い不安を感じる空間・場所から、強い不安を感じる空間・場所まで、段階的に身を置くこと(エクスポージャー)を支援する。そして、「そのような空間・場所に身を置いても何も危険なことは起こらず、今まで避けていた空間・場所は安全なところだった」「そのような空間・場所に身を置いていても、時間が経過するとともに、徐々に不安感が減少していく」ということに気づけるようサポートする[5]。