猿人ジョー・ヤング
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| 猿人ジョー・ヤング | |
|---|---|
| Mighty Joe Young | |
|
| |
| 監督 | アーネスト・B・シュードサック |
| 脚本 | ルース・ローズ |
| 製作 | メリアン・C・クーパー |
| 製作総指揮 | ジョン・フォード |
| 出演者 |
テリー・ムーア ベン・ジョンソン ロバート・アームストロング フランク・マクヒュー ポール・ギルフォイル |
| 音楽 |
C・バカライニコフ ロイ・ウェッブ |
| 撮影 | J・ロイ・ハント |
| 編集 | テッド・チーズマン |
| 製作会社 | アルゴシー・ピクチャーズ |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 94分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | 180万ドル[2] |
| 配給収入 | 195万ドル[3] |
『猿人ジョー・ヤング』(えんじんジョー・ヤング、原題:Mighty Joe Young)は、1949年のアメリカ合衆国のファンタジー映画。
プロデューサー・原案はメリアン・C・クーパー、監督はアーネスト・シュードサック、脚本はルース・ローズが務めるなど、『キング・コング』(1933年)のスタッフが再集結して製作された。ロバート・アームストロング、テリー・ムーア、ベン・ジョンソンが出演しており、アニメーション効果はレイ・ハリーハウゼン、ピート・ピーターソン、マルセル・デルガドが手掛けた[4][5]。
当時としては最高峰の特撮技術が駆使され、1949年度のアカデミー視覚効果賞を受賞している。1998年には『マイティ・ジョー』というタイトルでリメイク版が製作された。
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
|---|---|---|---|
| NHK版[6] | 東京12ch版 | ||
| ジル・ヤング | テリー・ムーア | 藤巻桂子 | 芳賀蓉子 |
| グレッグ | ベン・ジョンソン | 石原良 | 八奈見乗児 |
| マックス・オハラ | ロバート・アームストロング | 寄山弘 | |
| ウィンディ | フランク・マクヒュー | ||
| スミス | ポール・ギルフォイル | ||
| ジョー(ジョセフ)・ヤング[7] | 野々村潔 | ||
- NHK版:初回放送1962年2月22日『劇映画』19:30-21:00
- 東京12ch版:初回放送1968年5月20日
製作
『キング・コング』でアニメーション製作を手掛けたウィリス・オブライエンは、『猿人ジョー・ヤング』ではストップモーション・アニメーションの特殊効果スーパーバイザーを務めた。また、レイ・ハリーハウゼンはオブライエンのアシスタント・アニメーターとして『猿人ジョー・ヤング』で初めて映画製作に参加することになった。しかし、オブライエンは製作における技術的問題の解決に専念したため、アニメーション製作のほとんどをハリーハウゼンに委ねた。ハリーハウゼンの他にピート・ピーターソンとマルセル・デルガドもいくつかのアニメーションシークエンスを手掛けている[8]。
デルガドが手掛けたジョーの模型やアニメーションは『キング・コング』のものよりも洗練されており、より細かいジェスチャーや、トラックの荷台に乗ったジョーが追手に唾を吐くシーンなどのコメディ要素が盛り込まれた。一方で『キング・コング』の時と同様にジョーの大きさについての問題が発生しており、体長10から12フィートのジョーは多くのシーンで大きさが変化している。ハリーハウゼンによると、これはプロデューサーのメリアン・C・クーパーがドラマティックな効果を狙いジョーの大きさを変えるように指示したためではないかと推測している[9]。
評価
RKOは1933年の『キング・コング』のヒットや1938年、1942年、1946年の再上映で収益を上げていたことから『猿人ジョー・ヤング』に大きな期待を寄せていた。『猿人ジョー・ヤング』はアカデミー視覚効果賞を受賞したものの、興行的には失敗して67万5000ドルの損失を出している[10]。この結果により、当初企画されていた続編『Joe Meets Tarzan』の製作は中止となった[2]。
トーマス・M・プライヤーはニューヨーク・タイムズに批評を寄稿し、クーパーとアーネスト・シュードサックについて「世界中の人々にこの怪物のような機械のゴリラを愛してもらうか、少なくとも深い共感を持ってもらおうと努力している」と批評した[11]。バラエティ誌では「『猿人ジョー・ヤング』は笑って楽しめる作品であり、豊富なユーモアや真のヒーローとなったロボットゴリラが登場する。ウィリス・オブライエンとレイ・ハリーハウゼンに率いられた大勢の専門スタッフの技術力が、このロボットに命を与えている」と批評している[12]。