白保竿根田原洞穴遺跡
沖縄県石垣島にある遺跡
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
調査結果
2007年の調査で発見された人骨
2007年に発見された人骨のうち、状態のよい6点について同協会、沖縄県立埋蔵文化財センター、琉球大学、東京大学等の専門家チームが放射性炭素年代測定を行ったところ、2010年に、そのうちの1点の20代-30代の男性の頭骨片(左頭頂骨)が国内最古の約2万年前、他に2点も約1万8千年前及び約1万5千年前のものと確認された [8][9]。
2010年までの調査で発見された人骨
さらに国立科学博物館が、2010年までに出土した人骨10点の母系の祖先を知る手掛かりとなるミトコンドリアDNA分析した結果、国内最古の人骨(約2万-1万年前)とされた4点のうち2点はハプログループM7aと呼ばれる南方系由来のDNAタイプであることが明らかとなった[10]。
2012年度から2016年度の調査で発見された人骨
2012年度から2016年度にかけて沖縄県立埋蔵文化財センターが行った調査では19体分の人骨が発見され、2017年5月19日には最終調査結果として以下の点が発表された[7][11][12]。
- 発見された人骨は少なくとも19体分以上であり、旧石器時代の人骨発掘としては世界的にも最大級である。
4号人骨
人骨のうちの一体(4号人骨)は約2万7千年前(較正年代)のもので、全身骨格がほぼ残った人骨としては国内最古である。
日本列島の旧石器時代の人骨(参考)
なお、これまでの直接測定による日本国内最古の人骨は、現在の静岡県浜松市浜名区の根堅洞窟で発見された浜北人の約1万4千年前であった。また、人骨そのものではなく、周辺の炭化物などから測定した日本国内最古の人骨は沖縄県那覇市山下町第一洞穴で1968年に発見された山下洞人の約3万2千年前のものである[6]。
