盲獣vs一寸法師
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| 盲獣vs一寸法師 | |
|---|---|
| Blind Beast vs. Dwarf | |
| 監督 | 石井輝男 |
| 脚本 | 石井輝男 |
| 原作 | 江戸川乱歩 |
| 製作総指揮 | 石井輝男 |
| 出演者 | |
| 音楽 |
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| 撮影 | 石井輝男 |
| 編集 |
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| 製作会社 | 石井輝男プロダクション |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 95分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
『盲獣vs一寸法師』(もうじゅうたいいっすんぼうし)は、2001年(平成13年)製作・2004年(平成16年)3月13日に公開された日本映画[2][注釈 1]。製作は石井プロダクション[1]。監督は石井輝男[1]。上映時間は95分[1]。
かつて石井が監督した『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』(1969年、東映)の原作者である江戸川乱歩の小説『盲獣』『 一寸法師』、『踊る一寸法師』を融合させ、石井自身が脚本を書き下ろした[1]。
石井は2005年に死去し、本作品が最後の作品となった。
1991年(平成3年)、ビデオ映画『ザ・ヒットマン 血はバラの匂い』(東映ビデオ)にて映画界に復活した石井輝男は、ともにつげ義春原作の『ゲンセンカン主人』(1993年)『無頼平野』(1995年)の監督を務めた。1998年(平成10年)からは、従来自宅に置かれたハウスプロダクション「石井輝男プロダクション」による製作を開始。『ねじ式』(1998年)、『地獄』(1999年)と低予算映画を連発し、同社が最後に着手した低予算映画が本作である。
劇場公開作ながら、石井作品では初となるデジタルビデオでの撮影が行われた。東宝撮影部出身の石井だが、「撮影技師」としての業務はこれが初となる[3]。照明技師は、『無頼平野』以降の石井作品で手腕を発揮した日活出身のベテラン・野口素胖が務めた。石井をサポートする撮影助手には、同年映画監督デビューする本田隆一の名があり、実際は彼が大部分を撮影したという。
2001年(平成13年)に完成したものの、同年6月24日の第23回ぴあフィルムフェスティバルでの上映以降も、配給元が定まらなかった。完成から3年後となる2004年(平成16年)3月13日、越川道夫率いるスローラーナーとの共同配給体制のもと、「石井輝男プロダクション」が自社配給を行った[注釈 1]。2004年10月29日、クロックワークスから本作のDVDが発売。アメリカ合衆国では2006年(平成18年)8月22日、パニックハウスから『Blind Beast vs. Killer Dwarf』のタイトルで発売された。
あらすじ
キャスト
- 小林紋三(小説家):リリー・フランキー
- 明智小五郎:塚本晋也
- 盲獣:平山久能
- 一寸法師:リトル・フランキー
- 水木蘭子:藤田むつみ
- 山野百合枝:橋本麗香
- 丹下博士:丹波哲郎
- 人形師 安川:薩摩剣八郎
- 厚化粧の男:しゅう (元:シャ乱Q)
- 貧相な四十男 : 鳴門洋二
- 公園の酔っぱらい:園子温
- 煙草屋の婆さん:元藤燁子
- 蕗屋運転手:及川光博
- 田村検事:手塚眞
- 盲目の美少女:細野佑美子
- 天尾夫人:檀上かおり
- 麗子:菊地美絵子
- 山本:辻岡正人
- ムーランルージュの客 : 中野貴雄
- 乗船客 : 熊切和嘉、石川美津穂
- エロ写真売り : 飯島洋一
- 一寸法師吹き替え : ジーコ内山
- 乗船客:ホリケン
- お化け屋敷の親爺:吉田祐健
- 火消番の権造:町田政則
- 西郷像前の野次馬:吉岡睦雄
- 新聞記者:平川直大
- 新聞記者:松原正隆
- 下女・梅子:まいまちこ
スタッフ
エピソード
2005年(平成17年)8月12日に死去した石井輝男の遺作となったが、2年前の2003年(平成15年)に公開された山口雄大監督の『地獄甲子園』に脚本協力として、漫☆画太郎、北村龍平らとともに名を連ねている。
2009年(平成21年)、復活当選した田中美絵子議員が「菊池美絵子」名義で本作に出演していたことが発覚。ヌードシーンの存在が物議を醸し、当選前に未公表だったことなど「お騒がせしたこと」について謝罪する騒動となった[4]。
2012年(平成24年)、フィルムによる保存を目的として35ミリに変換、3月31日より銀座シネパトスで初上映される。
主演のリリー・フランキーは脚本を読み、最後まで犯人がわからないことを不思議に思った。近くにいた塚本晋也に相談したが「俺から大先輩には聞けない」と告げられ、自ら監督にたずねると「(推理を)間違える明智小五郎があってもいい」と言われたという。
脚注
参考文献
- 『日本特撮・幻想映画全集』朝日ソノラマ、2005年12月30日。ISBN 4-257-03720-2。