石の花 (プロコフィエフ)

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石の花』(いしのはな、ロシア語: Каменный цветок)は、ソ連作曲家セルゲイ・プロコフィエフが作曲したバレエ音楽である。脚本は当時の妻ミーラ・メンデリソンによるもので、バジョーフの編集したウラル地方民話集『孔雀石の小箱』に収められていた民話『石の花』に基づく(ソ連初のカラー映画石の花』も同じ民話を基にしている)。バレエ音楽からプロコフィエフ自身によって演奏会用組曲も作られている(4作が計画されたが3作のみ完成)。

作曲当時、プロコフィエフはジダーノフ批判によって苦しい状況に陥っていた。その上、病の悪化により医者から1日30分にまで作曲の時間を減らされたが、驚異的な速さで曲を完成させた。友人のミャスコフスキーの1949年8月27日の日記には「PRはひどく悪い。なのに彼は『石の花』を書いた。巨大な実に見事な音楽」と書かれている。

激しいドラマが展開する『ロメオとジュリエット』、穏やかで古典的な雰囲気を持った『シンデレラ』に続き、物語や音楽のスケールは再び拡大し、リムスキー=コルサコフボロディンムソルグスキーなどの伝統に根ざした、民族色の強い「国民的バレエ」として作曲されている。

バレエはすぐにモスクワボリショイ劇場で初演される予定だったが放置され、実際に上演されたのは作曲者の死後となった。上演に備えた改訂は作曲家の死の日まで行われていた。

『石の花』 Op.118

バレエ音楽から編まれた演奏会用組曲(管弦楽)

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