石井恭二
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東京府東京市日本橋区(現・東京都中央区)江戸橋[1]の天ぷら屋の生まれ。東京府立第十一中学校(現・東京都立江北高等学校)の同級に森本和夫がいる。
日本共産党に籍があったがアナーキズムに接近し、同党と思想的に相容れないアンリ・ルフェーヴルや黒田寛一の本を出して脱党[3]。
家業の天ぷら屋を経て[4]、1957年に現代思潮社(現・現代思潮新社)を創業、埴谷雄高、吉本隆明、澁澤龍彦、マルキ・ド・サド、ジョルジュ・バタイユ、モーリス・ブランショ、ジャック・デリダなどの著作を先駆的に刊行する。
澁澤と共にサド裁判を闘い、1969年、わいせつ物頒布等の罪により最高裁判所で罰金10万円の有罪判決を受けた。
20歳代から道元に親しんだ。神郡 周(かんごおり あまね)の筆名で古典の校注もしたが、1997年に現代思潮社を離れ、本名での著作活動を始めた。
著書
- 『性愛の智恵 大楽金剛不空真実三麼耶経 仏教と密教をめぐって』(河出書房新社) 1997.11
- 『正法眼蔵の世界』(河出書房新社) 2001.4、のち文庫
- 『正法眼蔵覚え書 続正法眼蔵の世界』(現代思潮新社) 2002.4
- 『花には香り本には毒を サド裁判・埴谷雄高・澁澤龍彦・道元を語る』(現代思潮新社) 2002.9
- 『心のアラベスク』(現代思潮新社) 2002.12
- 『親鸞』(河出書房新社) 2003.3、のち文庫