砂場
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歴史
安全・衛生
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地面にしかれた砂・泥に触れるのであるから雑菌を手に残したままにならないよう、遊び終わった際にはよく手を洗うことが重要である。管理があまり行き届いていない施設では土壌汚染やガラスの破片などの危険物への注意も怠らないようしなければならない[14][15]。
野良猫などの侵入の対策がなされていない砂場は、猫や犬の糞便で汚染されていることが多い[14][15]。トキソプラズマなどの寄生虫の感染源となるため、注意が必要である[16][17]。マドリード・コンプルテンセ大学のジョセ・ブランコ氏らは、マドリード地域にある子ども用の砂場20カ所、およびイヌ用の砂場20カ所から砂を採取し分析した結果、全体の52.5%である子ども用砂場9カ所及び、イヌ用砂場12カ所から、クロストリディオイデス・ディフィシル菌が見つかった[16]。中には毒素を多く産生する型や抗菌薬に対する耐性を示す型も発見された[16]。
中央大学による砂場の調査では、検査を実施した12箇所の公園全てにおいて、大腸菌群の検出がなされた[18]。また、50箇所の公園の大腸菌群の数を測定した検査においては9割以上の公園で大腸菌群の検出がなされた[19]。その検査においては100gあたりの砂の中に平均104 - 105個ほどの大腸菌が検出された[19]。また、最も大腸菌群の数の多い砂場においては5×106個の大腸菌の検出がなされた[19]。
衛生と安全を保つために砂を加熱しふるいに掛け異物を取り除くなどの対応を図る砂場もみられるが、維持費用の増加が問題となっている。

