硬石膏 From Wikipedia, the free encyclopedia 分類 硫酸塩鉱物化学式 CaSO4結晶系 斜方晶系へき開 三方向に完全硬石膏 硬石膏分類 硫酸塩鉱物化学式 CaSO4結晶系 斜方晶系へき開 三方向に完全モース硬度 3.5光沢 ガラス光沢色 無色、白色、青色、紫色、赤色条痕 白色比重 3.0プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学テンプレートを表示 ウィキメディア・コモンズには、硬石膏に関連するカテゴリがあります。 硬石膏(こうせっこう、anhydrite)は、組成式 CaSO4、硫酸カルシウムを主成分とする硫酸塩鉱物の一つ。天然に産出する無水石膏(II型無水石膏)のことである[1]。 無水石膏の天然結晶で、英名も「無水物」を意味する。モース硬度3.9、比重2.97。性質は重晶石、天青石と類似している。 色は白色または灰白色で、薄く青色や緑色が混じることがある。水を加えても結晶水にはならず、2水和物である石膏(CaSO4・2H2O)には変化しない。 硬石膏は石膏と同様に海水の蒸発に伴って最初に析出するため、岩塩が堆積する場所の近く、特に岩塩の下層に豊富に存在する。その他、熱水鉱床や火山岩、凝灰岩の隙間などに塊状等の形態で産することも多い。 備考 石膏のうちα型半水石膏は「硬質石膏」ともいうが、硬質の「質」を省略して「硬石膏」と称されることがある(本項の硬石膏とは異なる)[1]。 漢方でいう「長石」や「方解石」は硬石膏を指し、一般的にいう長石や方解石(炭酸カルシウム)とは異なる[2]。 脚注 1 2 古屋 喜作「石膏の回収と再利用」『資源 ・素材学会誌1』第107巻第2号、一般社団法人資源・素材学会、1991年、154-159頁。 ↑ 本間 久英、中田 正隆、新井 利枝「薬石に関する資料」『東京学芸大学紀要』第48巻、東京学芸大学、1996年、63-78頁。 参考文献 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。 関連項目 鉱物 - 硫酸塩鉱物 鉱物の一覧 石膏(CaSO4・2H2O) 外部リンク Anhydrite(mindat.org) Anhydrite Mineral Data(webmineral.com) 典拠管理データベース 現代ウクライナ百科事典 Related Articles