硬石膏

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分類 硫酸塩鉱物
化学式 CaSO4
結晶系 斜方晶系
へき開 三方向に完全
硬石膏
硬石膏
硬石膏
分類 硫酸塩鉱物
化学式 CaSO4
結晶系 斜方晶系
へき開 三方向に完全
モース硬度 3.5
光沢 ガラス光沢
無色、白色、青色、紫色、赤色
条痕 白色
比重 3.0
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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硬石膏(こうせっこう、anhydrite)は、組成式 CaSO4硫酸カルシウムを主成分とする硫酸塩鉱物の一つ。天然に産出する無水石膏(II型無水石膏)のことである[1]

無水石膏の天然結晶で、英名も「無水物」を意味する。モース硬度3.9、比重2.97。性質は重晶石天青石と類似している。

色は白色または灰白色で、薄く青色や緑色が混じることがある。を加えても結晶水にはならず、2水和物である石膏(CaSO4・2H2O)には変化しない。

硬石膏は石膏と同様に海水の蒸発に伴って最初に析出するため、岩塩が堆積する場所の近く、特に岩塩の下層に豊富に存在する。その他、熱水鉱床火山岩凝灰岩の隙間などに塊状等の形態で産することも多い。

備考

  • 石膏のうちα型半水石膏は「硬質石膏」ともいうが、硬質の「質」を省略して「硬石膏」と称されることがある(本項の硬石膏とは異なる)[1]
  • 漢方でいう「長石」や「方解石」は硬石膏を指し、一般的にいう長石方解石炭酸カルシウム)とは異なる[2]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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