神の子池
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摩周湖を取り巻く外輪山の北側に位置する[1]。水源は日量1万2000トンの湧水で、札弦(さつつる)川を通して斜里川へ流出する[1]。流入する川は地表には存在しない。
アイヌが「カムイ・トー」(神の湖)と呼ぶ摩周湖の伏流水が水源と信じられたことから、「神の子の池」という意味で命名された[1]。摩周湖の水量が年間通して変わらないのは、この神の子池と摩周湖が地下でつながって水が湧き出ているからと言われていたが、水質調査の結果、神の子池の水源は摩周湖本体ではなく、外輪山への降水が伏流水となって水源になっている[2]。
平均水温は年間を通して8度で、倒木が腐敗せず水中に横たわっているのが見え、冬でも凍らない[1]。池が青く見えるのは、水の高い透明度と適度な水深で太陽光が池底まで届くことと、さらに底に積もった白い火山灰による相乗効果による[1]。オショロコマが生息する[1]。
近年、神の子池を近くで見たい人の立入や不要物の投げ込み、土砂流入等による池の景観への影響が懸念される状況となり、2015年10月に池の周囲に木道が整備された[3]。
