福山透
日本の化学者、大学教員 (1948-)
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略歴
業績
ライス大学時代より天然物全合成に取り組み、マイトマイシン、デュオカルマイシン、(–)-CP-263,114、ストリキニーネ、レイナマイシン、FR900482など数多くの複雑な化合物の合成を完成している、アルカロイド類合成の世界的第一人者である。特にマイトマイシンの大量合成法は医薬品合成化学に多くのインパクトを与えた[要出典]。
またその過程で2-ニトロベンゼンスルホニル基(アミノ基の保護基の一つ)、インドールの合成法(福山インドール合成と呼ばれ、第一世代と第二世代がある)、穏和な条件でアルデヒドをチオエステルより生成する福山還元、ヨウ化銅(I)を用いた穏和な芳香族アミノ化反応などの合成手法や反応を多数開発しており、いずれも広く使われる有用な合成手段となっている。抗ガン剤として有名なビンブラスチンの世界初の全合成やエクチナサイジン743の全合成はこれらの手法用いており、教科書にも取り上げられている。