穴水駅
石川県鳳珠郡穴水町にあるのと鉄道の駅
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概要
穴水町の代表駅で、以前は七尾線から能登線が分かれる分岐駅でもあった[3]。
「まいもんの里駅」という愛称(副駅名)が設定されている(「まいもん」とは、能登弁で「おいしいもの」の意)[1]。
かつては当駅から輪島(七尾線の一部)・蛸島(能登線)の二方面へ路線が分岐していたが[4]、前者は2001年(平成13年)、後者は2005年(平成17年)にそれぞれ廃止され、当駅は七尾線の終着駅となった。なお、終着駅となった後も北へ400mほど線路が残されており、運転体験会などで使用されている[5][6]。
のと鉄道が能登線の営業を引き継いで開業した当初、後にのと鉄道七尾線となる路線は西日本旅客鉄道(JR西日本)が引き続き営業を行っており、当駅もJR西日本の管轄だった。そのため、のと鉄道の駅は「のと穴水駅」としてJR西日本のものとは分けられ、独自にログハウス調の駅舎も有していたが、七尾線の運営移管に伴い両者は統合され、駅名も「穴水駅」に戻った。その後、旧のと穴水駅の駅舎には、のと鉄道の本社が入居している(能登線廃止に伴い宇出津から移転)[7]。旧コンコース部分にはテナントとして使用されなかった部分が残されており、跨線橋と合わせて冬期間に開設される牡蠣料理店「穴水駅ホーム あつあつ亭」として利用されている[8]。2015年3月には駅舎に隣接する場所に物産館「四季彩々」が開業[9]し、それにあわせて駅舎外観の塗装変更などのリニューアルが行われている。「四季彩々」では能登地方の土産物やのと鉄道オリジナルグッズの販売のほか、そば・うどん類の軽食店も併設されている。
歴史
- 1932年(昭和7年)8月27日:鉄道省(国有鉄道)七尾線の能登中島駅 - 当駅間開通に伴い開業する(一般駅)[1][2][10]。
- 1935年(昭和10年)7月30日:七尾線の当駅 - 輪島駅間が延伸し開業する[10]。
- 1953年(昭和33年)
- 1959年(昭和34年)6月15日:能登線の当駅 - 鵜川駅間が部分開業する[10][13]。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2][13]。
- 1988年(昭和63年)3月25日:能登線が第三セクターとしてのと鉄道に転換する。能登線の駅がのと穴水駅に改称[10][13]。
- 1991年(平成3年)9月1日:七尾線七尾駅 - 輪島駅間がのと鉄道に転換する。これに伴い、「のと穴水駅」を廃止し七尾線と能登線の駅が統合される[10][13]。
- 2001年(平成13年)4月1日:七尾線の当駅 - 輪島駅間が廃止される[10]。
- 2005年(平成17年)4月1日:能登線が廃止される[10]。
- 2015年(平成27年)3月1日:物産館「四季彩々」が開業。
駅構造
単式・島式・切欠きホーム2面4線[15]を持つ地上駅だが、便数削減や七尾線部分廃止、能登線廃止で用途がなくなったため駅舎側の1番線のみで客の乗り降りを行っている。2・3番線は車庫関連で使われており、原則として乗り降りには使われていない。
頭端式ホームの0番線は七尾線の経営移管時まで「のと穴水駅」のホームとして使われていたホームで[1][16]、穴水駅の統合後は当駅始発の下り列車が使用していたが、能登線廃止のため事実上使用不能となり、その後、かつてのと鉄道で走っていたNT100形気動車[7]とNT800形気動車[7][17]がそれぞれ留置されている。輪島・蛸島方面への路線があった当時は、原則として1番線を七尾方面行き、2番線を能登線方面行き、3番線を輪島行きとしていた[1][18]。
直営駅で、みどりの窓口[19]・自動券売機が設置されている。
2026年3月29日の始発列車より、MISIAの楽曲である「舟いっぱいの幸を」が列車接近メロディとして使用されている[20]。また、同年4月28日には、駅の出入口にポケットモンスターをデザインしたゲート(高さ約3 m、幅約4 m)を設置した[21]。
のりば
- リニューアル前の駅舎
- 物産館「四季彩々」
- ホーム全景
- 0番線に留置されているNT100形
- 0番線に留置されているNT800形
- 駅に併設される車両基地
- のと鉄道本社(かつて「のと穴水駅」駅舎として使用)
利用状況
2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は113人である[22]。
「石川県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
|---|---|
| 1996年 | 900 |
| 1997年 | 702 |
| 1998年 | 667 |
| 1999年 | 647 |
| 2000年 | 615 |
| 2001年 | 504 |
| 2002年 | 398 |
| 2003年 | 367 |
| 2004年 | 359 |
| 2005年 | 192 |
| 2006年 | 173 |
| 2007年 | 188 |
| 2008年 | 185 |
| 2009年 | 192 |
| 2010年 | 174 |
| 2011年 | 145 |
| 2012年 | 135 |
| 2013年 | 125 |
| 2014年 | 97 |
| 2015年 | 135 |
| 2016年 | 130 |
| 2017年 | 107 |
| 2018年 | 119 |
| 2019年 | 113 |
駅周辺
近辺は穴水町の中心部に位置している。
- 道の駅あなみず
- 穴水町役場
- 穴水町 さわやか交流館プルート(児童館)
- 穴水町立図書館
- 穴水町B&G海洋センター
- 公立穴水総合病院
- 輪島警察署穴水庁舎
- 穴水大宮
- 穴水町立穴水中学校
- 穴水町立穴水小学校
- 穴水郵便局
- 国道249号
- 石川県道1号七尾輪島線
- 石川県道50号穴水剱地線
- 石川県道113号穴水港穴水停車場線
- 石川県道262号大町穴水停車場線
バス路線
2005年(平成17年)から廃線となった能登線と七尾線の一部(輪島線)を代替するバスが北鉄奥能登バスにより運行を開始したが、利用客減による路線廃止と2024年(令和6年)1月1日に発災した令和6年能登半島地震により沿線に甚大な被害が及び、暫定ダイヤでの運行が続けられているため、2025年7月時点での運行状況は以下の通りとなっている。
かつては駅前から奥能登をめぐる定期観光バスに乗車することができたが、後に駅前を経由しなくなり、廃止されている。
- 穴水駅前
