空中レヴュー時代
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ジョージ・ニコラス・ジュニア(共同監督)
レイ・リスナー(助監督)
H・W・ハネマン
アーウィン・S・ゲルシー
| 空中レビュー時代 | |
|---|---|
| Flying Down to Rio | |
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ハロルド・セロイ (Harold Seroy) によるポスター。 | |
| 監督 |
ソーントン・フリーランド ジョージ・ニコラス・ジュニア(共同監督) レイ・リスナー(助監督) |
| 脚本 |
シリル・ヒューム H・W・ハネマン アーウィン・S・ゲルシー |
| 原案 | ルー・ブロック |
| 原作 | アン・コールドウェルによる未発表の戯曲 |
| 製作 |
メリアン・C・クーパー ルー・ブロック |
| 出演者 |
ドロレス・デル・リオ ジーン・レイモンド ジンジャー・ロジャース フレッド・アステア |
| 音楽 |
楽曲作曲: ヴィンセント・ユーマンス 楽曲作詞: ガス・カーン エドワード・エリシュー 総譜: マックス・スタイナー |
| 撮影 | J・ロイ・ハント |
| 編集 | ジャック・キッチン |
| 製作会社 | RKOラジオ・ピクチャーズ |
| 配給 | RKOラジオ・ピクチャーズ |
| 公開 |
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| 上映時間 | 89分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $462,000[2] |
| 興行収入 | $1,545,000[2] |
『空中レビュー時代』(くうちゅうレビューじだい、Flying Down to Rio)は、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの最初の映画共演作として知られる、1933年に制作されたミュージカル映画、プレコード時代のアメリカ合衆国の映画。ただし、主演はドロレス・デル・リオとジーン・レイモンドで、宣伝でも大きく取り上げられていた。ほかにもフランクリン・パングボーン、エリック・ブロアが主だった役で出演していた。作中の楽曲は、ヴィンセント・ユーマンスが作曲、ガス・カーンとエドワード・エリシューが作詞し、マックス・スタイナーが音楽監督として、その他の楽曲を制作した。第7回アカデミー賞においては、本作の劇中歌「キャリオカ (Carioca)」が、新設された歌曲賞にノミネートされたが、アステアとロジャースの次作で、彼らが最初に主演として宣伝された作品となった映画『コンチネンタル (The Gay Divorcee)』の曲「コンチネンタル (The Continental)」が受賞する結果となった。
本作は白黒映画であるが、一部に着色された部分もあり[3]、監督はソーントン・フリーランド}、製作は メリアン・C・クーパーとルー・ブロックであった。脚本は、アーウィン・S・ゲルシー、H・W・ハネマン (H. W. Hanemann)、シリル・ヒュームが、ルー・ブロックの原案と、アン・コールドウェルの戯曲に基づいて執筆した。リンウッド・ダンが特殊効果を担当し、絶賛されることになった、映画の終盤における飛行機の翼の上でのダンスの場面を作った。本作では、ドロレス・デル・リオが、有名女優としては初めてツーピースの女性用水着(ビキニ)姿をスクリーン上で披露した[4]。
作曲家ロジャー・ボンドと彼のオーケストラは、ボーカリストのハニー・ヘイルとともに、マイアミで演奏している。アコーディオン奏者でアシスタント・バンドリーダーのフレッド・エアーズの忠告にもかかわらず、ロジャーは、観客の中にいた美しく、気を引くそぶりのベリーニャに魅せられてしまう。ロジャーはベリーニャを追って、バンドスタンドを離れる。
これを知らされたベリーニャのシャペロンであるドナ・エレナは、ロジャーと楽団を解雇するよう手配する。しかし、ロジャーはベリーニャを追ってブラジルへ赴き、リオデジャネイロのホテル・アトランティコ (Hotel Atlântico) で演奏する契約を取り付けるが、実はこのホテルがベリーニャの父親の所有物とは気づいていなかった。ロジャーはベリーニャを説得し、自分の自家用機でリオまで連れて行くことになるが、機内でトラブルが発生して、無人島と思しき場所に不時着する。月明かりの下、彼女はすでに婚約者がいると告げながらも、彼の腕に抱かれる。
リオでは、ロジャーは親友のフリオに、自分が恋に落ちたと報告するが、ベリーニャの婚約相手がフリオであったことを知る。ホテルのオープンに向けたリハーサル中、フレッドは警察からホテルにはエンターテイメント・ライセンスがないと告げられる。上空の飛行機に目を見つけたロジャーは、踊り子たちを飛行機に縛り付けるというアイデアを思いつき、フレッドがバンドを率い、ハニーとフリオが飛行機を率いることにする。ショーは大成功し、ホテルの将来は保証された。フリオはベリーニャをロジャーに渡し、フレッドとハニーが祝福する。[5][6][7]
キャスト
- ドロレス・デル・リオ - Belinha De Rezende
- ジーン・レイモンド - Roger Bond
- ラウル・ロウリン - Julio Ribeiro
- ジンジャー・ロジャー - Honey Hales
- フレッド・アステア - Fred Ayres
- ブランチ・フリーデリシ - Dona Elena
- ウォルター・ウォーカー - Belinha の父
- エッタ・モーテン - The Carioca Singer
- ロイ・ダーシー - Greek Gambling Syndicate のメンバー
- モーリス・ブラック - Greek Gambling Syndicate のメンバー
- アーマンド・カリス - Greek Gambling Syndicate のメンバー
- ポール・ポルカシ - 市長
- レジナルド・バーロー - Alfredo Vianna (銀行家)
- エリック・ブロア - Mr. Butterbass, ホテルの副支配人
- フランクリン・パングボーン - Hammerstein, ホテルの支配人
- モヴィタ・カスタネダ - The Carioca Singer
- アリス・ジェントル - The Carioca Singer
音楽
『空中レビュー時代』の楽曲は、いずれもヴィンセント・ユーマンスが作曲、ガス・カーンとエドワード・エリシューが作詞した。ダンスの振付はデイヴ・グールドが監督し、後にアステアの主要な共同作業者となるハーミズ・パンが振付助手を務めた。