第9太陽周期
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概要
第9太陽周期は、ドイツ人天文学者のハインリッヒ・シュワーベが太陽活動周期を発見した1843年に始まったとされる[7]。この周期の中で、エドワード・サビーン、ルドルフ・ウォルフなどの科学者により、太陽の活動が地磁気サイクルに影響を与えることを発見した。またウォルフは、黒点数の観測時に発生する小さな誤差を埋め合わせるためにウォルフ黒点相対数を考案し、これは現在でも用いられている。

この周期では、地磁気誘導電流が初めて観測された。キングス天文台の名誉所長であり、サビーンの同僚でもあったフランシス・ロナルズは、1848年に電信技士から異常な磁針の動きに関するデータを受け取った。彼はこの現象を解き明かすために、大気電気や地磁気の変化について記録した自身の研究結果と比較したものの、この時点では原因を特定するには至らなかった[8][9]。
第9太陽周期の影響による地磁気活動は、1847~48年頃の上昇時と、1851~54年の下降時でより活発になり、二度のピークが訪れたことが分かっている[10]。
