紫外可視分光法 From Wikipedia, the free encyclopedia 紫外可視分光法(しがいかしぶんこうほう、UV-Vis、英語: Ultraviolet-Visible Absorption Spectroscopy)は、紫外 (UV, UltraViolet)および可視 (Vis, Visible)領域の光吸収を測定する分光法である。紫外可視領域の光は電子準位間隔に相当するエネルギーを持つことから、主に分子の電子遷移を観測するために用いられる。スペクトルの形状は各分子に固有であり、分子の構造の決定や分子の同定に応用される。 装置 光源 可視光領域(340〜1100nm)ではタングステンランプ、紫外光領域(185〜360nm)では重水素ランプが用いられる。 試料室 シングルビーム方式では、試料室に一つの試料だけが設置できる。 ダブルビーム方式では、サンプルの他に対照サンプル用の設置台がある。対照サンプル側で溶媒による吸収や、光源強度の変動を測定することで、その影響を差し引くことができる。 分光器 試料を透過した光をモノクロメーターで分光する。 検出器 光検出器としては光電子倍増管などが用いられる。 紫外可視近赤外分光スペクトル 下図に示すように、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、テトラセン、ペンタセンのそれぞれの吸収スペクトルの例を示す(図の黒線)。 スペクトル左側の灰色地の領域が紫外領域、右側の灰色地の領域が近赤外部である。共役 π 電子系が長くなるにつれ、極大吸収波長 λ が長波長側にシフトしてゆくので、吸収が紫外領域から可視領域へと伸展して行く。 紫外可視近赤外分光法では、分子の光が吸収する度合いを調べる。分子の光が吸収するエネルギーは、電子遷移のエネルギーを持った光以外に振動や回転のエネルギーを持った光も吸収してしまうため、連続スペクトルになる。 測定対象となる試料・測定困難な試料 測定対象となる試料 溶液・薄膜など、ある程度の光を透過するもの 測定困難な試料 不透明なもの(顔料など、透過法では無く反射法で測定を行う) 関連項目 Summarize Fact Check 紫外可視近赤外分光光度計 ウッドワード則 分光測色法 この項目は、自然科学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:自然科学)。表示編集 Related Articles