芸文志
中国の歴史書のなかの篇の名前
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『漢書』芸文志
→「目録学 § 『漢書』芸文志」も参照
「芸文志」の筆頭は、後漢の班固による『漢書』芸文志である。前漢の劉向・劉歆父子による目録『七略』が土台になっている。『七略』は散逸したため、『漢書』芸文志が中国現存最古の目録にあたる。
図書分類法としては、『七略』をもとにした六部分類法(六略)が用いられている。六略それぞれの下に細かい区分(門類)がある。表記方法としては、当時現存していた書名・篇数・巻数を記し、作者・時代・その他を注記している。図書の総計は、596家の著録(13,269巻)に及ぶ。
諸子百家の「~家」の区分は、この『漢書』芸文志の諸子略のなかの区分(九流十家)に由来する[1]。
注釈に、上記の注記(班固自注)や、唐の顔師古による注釈がある(漢書#注釈)。考証に南宋の王応麟『漢芸文志考証』や、後述の清の姚振宗の著作がある。
現代日本語訳に以下がある。
- 小竹武夫訳『漢書3』筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、1998年、復刊2010年、ISBN 978-4480084033(原文なし)
- 鈴木由次郎訳注『漢書藝文志』明徳出版社〈中国古典新書〉、初版1968年、ISBN 4896192176(原文あり)
