六芸
From Wikipedia, the free encyclopedia
『周礼』の六芸
『周礼』は、周代の制度を後の時代に想像・理想化して著したものと考えられている。その中で、身分あるものに必要とされた6種類の基本教養を六芸とまとめた。その「地官・大司徒」に、礼・楽・射・御・書・数を六芸とする。それぞれ、礼儀、音楽、弓術、馬車を操る術、書道、算術である[3]。同じことを、「地官・保氏」では、五礼、六楽、五射、五馭、六書、九数と列挙する[4]。
大司徒、保氏は『周礼』の中にある官職で、大司徒は、万民に六芸を含めた技芸や道徳を広めることを責務とする。その配下にある保氏は、貴族の子弟を集めて六芸を教える。こうした職務は歴史的事実ではなく、『周礼』の創作である[4]。だが、漢代以降長く周の時代の実際の制度だと信じられた。