緑はるかに
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映画
| 緑はるかに | |
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| The Green Music Box | |
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ポスター | |
| 監督 | 井上梅次 |
| 脚本 | 井上梅次 |
| 原作 | 北条誠 |
| 製作 | 水の江滝子 |
| 出演者 | 浅丘ルリ子 |
| 音楽 | 米山正夫 |
| 主題歌 | 「緑はるかに」(河野ヨシユキ、安田祥子) |
| 撮影 | 柿田勇 |
| 製作会社 | 日活 |
| 配給 | 日活 |
| 公開 |
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| 上映時間 | 90分 |
| 製作国 |
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| 言語 |
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監督は井上梅次。1955年5月8日公開。さくらフィルム・コニカラー。上映時間90分。
原作連載中に映画化が決まり、水の江滝子のプロデュース、中原淳一の衣装考証で、3000人が集まった主役オーディションの中から、中原によって当時14歳になる浅丘ルリ子が選ばれ、そのデビュー作となる[1]。
日活初のカラー映画でもある[2]。撮影は、大映で『虹男』(1949年)のパートカラー撮影も手掛けた柿田勇が担当した[2]。
あらすじ
ルリ子の父は木村博士だが、研究のため北海道の研究所へ行っている。ルリ子は孤独で、夢の国へ遊びに行ったりする。ある日、父が病気だというので迎えに来た男たちに、母とともに車に乗せられていくが、それは奥多摩のスパイ団のアジトで、父はそこに囚われて、秘密の研究について白状するよう責められていた。母は拷問を受けて死んでしまい、父はルリ子に贈った緑のオルゴールの中に秘密が隠されていると遺言して死んでしまう。逃げ出したルリ子はスパイたちに襲われるが、孤児院「光の家」から逃げ出したノッポ、チビ真、デブの三人の子供に救われる。だがオルゴールは川へ落ちてしまい、四人の子供らは、途中で入っていたマミちゃんとともにオルゴールを探しながら川を下り都心へ行く。スパイ団に追われて入った古道具店で緑のオルゴールを見つけるが、1500円だというので靴みがきをして金をこしらえていくと、朝方27,8の女性が買っていったという。スパイ団もそのことを知り、サーカスに化けて、緑のオルゴールを持ってきたら五万円をやると言いオルゴールを集める。光の家から多くの孤児がやってきて、警察に連絡がいき警官たちが来て、ルリ子の両親も生きて戻り、スパイたちは逮捕される。そして本物のオルゴールはマミちゃんの母が買っていたもので、父は中から秘密を書いた紙を取り出して焼いてしまう。ルリ子の家には少年三人組が住み、マミも遊びに来るようになってルリ子は孤独ではなくなり、また夢の国へ遊びに行くのだった。
キャスト

- ルリ子:浅丘ルリ子
- チビ真:浅沼創一
- ノッポ:永井文夫
- デブ:石井秀明
- マミ子:渡辺典子
- 木村博士(ルリ子の父親):高田稔
- 田沢:植村謙二郎
- ビッコ:内海突破
- 大入道:市村俊幸
- ピエロ:フランキー堺
- 古道具屋の店長:有島一郎
- 警官隊の隊長:山田禅二
- 田沢の手下:花村信輝
- 月の王子様:岡田真澄
- 鳥の精:松原貞夫
- ルリ子の母:藤代鮎子
- マミ子の母:明美京子
- 月の女王:遠山幸子
- 雪の精:安田祥子(コロムビア)
- 白鳥:北原三枝(特別出演)
- 賛助出演:貝谷バレエ団(貝谷八百子)、岡本八重子舞踊研究所、大橋豊子舞踊研究所