考える人 (ロダン)
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| フランス語: Le Penseur | |
| 作者 | オーギュスト・ロダン |
|---|---|
| 製作年 | 1902 |
| 所蔵 | ロダン美術館、パリ |


『考える人』(かんがえるひと、フランス語: Le Penseur)は、オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像である。思索にふける人物を描写した像として知られるが、地獄に堕ちた人々を見つめているとの説もある。
地獄の門
1880年、国立美術館を建設に際して、依頼されたモニュメントとしてロダン自らテーマと選択したのが『地獄の門』である。
この地獄の門は、ダンテ・アリギエーリの叙事詩『神曲』地獄篇第3歌に登場する地獄への入口の門をテーマとしているが、叙事詩『神曲』で語られる、地獄の門に書かれた銘文は、門自身が一人称で語りかける形であった。ロダンはこの門の制作にあたり、独自のテーマとして、門を上から見下ろすように悩む人物像「詩想を練るダンテ」を追加し作成した。
1889年、未完の『地獄の門』の完成に先立ち、ロダンは「『地獄の門』を覗き込む男」の像を1『詩人』としてロダンは発表する。これが後に『考える人』と呼ばれた彫像であり、元来は地獄の門と一体して語られる作品であった。
ロダンの没後、ロダンの指示のもと鋳造を行った鋳造職人により個別部分について命名されたと言われている。
本作はロダン自身が、カミーユ・クローデルと妻ローズの間で揺れ動き、カミーユを捨て、ローズへと戻った時期につくられたものであり、この追加された部分はロダン自身の心象と罪への苦悩そのものを表したとも言われている。
創作者の命名ではなく、鋳造者の命名が一般化した例の一つとなる。
設置場所
ロダンの『考える人』はブロンズ像であり、その制作工程では、1881-82年(原型)と1902-03年(拡大)があり、それぞれの型から鋳造されたものがオリジナルになるとされるため、複数存在する。
オリジナル
- 京都国立博物館
日本 - 国立西洋美術館
日本 - 長島美術館
日本 - 西山美術館
日本 - 名古屋市博物館
日本[注釈 1] - 亜洲大学
台湾 - 奇美博物館
台湾 - ラーケン墓地
ベルギー - ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館
デンマーク - ビーレフェルト美術館
ドイツ - ザクセン連邦学校
ドイツ - ロダン美術館 (パリ)
フランス - ムードン (フランス)
フランス - バチカン美術館
バチカン - Saint-Paul de Vence
イタリア - Waldemarsudde
スウェーデン - プーシキン美術館
ロシア - ボルチモア美術館
アメリカ合衆国 - ワールドトレードセンター (ニューヨーク)(行方不明)
アメリカ合衆国 - クリーブランド美術館
アメリカ合衆国 - コロンビア大学
アメリカ合衆国 - デトロイト美術館
アメリカ合衆国 - ネルソン・アトキンス美術館
アメリカ合衆国 - ルイビル美術館
アメリカ合衆国 - ロダン美術館 (フィラデルフィア)
アメリカ合衆国 - California Palace of the Legion of Honor
アメリカ合衆国 - スタンフォード大学
アメリカ合衆国 - ノートン・サイモン美術館
アメリカ合衆国 - Soumaya美術館
メキシコ - ブエノスアイレス(議事堂正面)
アルゼンチン (位置:南緯34度36分34.3秒 西経58度23分18.1秒 / 南緯34.609528度 西経58.388361度) - リカルド・ブレンナンド研究所
ブラジル - Lily Marinho collection
ブラジル
死後の鋳造
など計26ヶ所にある。