考現学
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考現学は、1927年(昭和2年)、今和次郎が提唱した学問である。今はそれまで柳田國男に師事し、民俗学研究の一環として民家研究などで業績を挙げていたが、本人の語るところによると考現学研究のため柳田に「破門」されたという。その研究のはじまりは、1923年(大正12年)の関東大震災後の東京の町を歩き、バラックをスケッチしたことからであった。
これを機に新しく都市風俗の観察の学問をはじめ、1925年(大正14年)には「銀座街風俗」の調査をおこなって雑誌『婦人公論』に発表した。「考現学」の提唱は、1927年(昭和2年)の新宿紀伊国屋で「しらべもの(考現学)展覧会」を催した際のことであった。1930年(昭和5年)には『モデルノロヂオ』が出版されている。今の提唱した「考現学」の発想から、生活学、風俗学、そして路上観察学などが生まれていった。
前史
調査手法の例
脚注
参考文献
- 神野由紀『趣味の誕生:百貨店のつくったテイスト』勁草書房、1994年4月。ISBN 4326651563。
- 沓沢博行「現代人における年中行事と見出される意味:恵方巻を事例として」『比較民俗研究』第23号、筑波大学比較民俗研究会、131-151頁、2009年3月。