聖なる館 (曲)

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聖なる館」(せいなるやかた、Houses of the Holy)は、イングランドロック・バンド、レッド・ツェッペリン1975年に発表した6枚目のアルバム『フィジカル・グラフィティ (Physical Graffiti)』に収録した曲のひとつ。この楽曲は、バンドは既に発表していたアルバム『聖なる館 (Houses of the Holy)』のタイトルと同名であり、このアルバムのために録音された曲であったが、他の楽曲と合わないとして、アルバムへの収録は見送られ、次作アルバムへと回された[2]

幾重にも重ねられたギターの導入部と、フェイドアウトを生み出すため、ペイジは、レキシコン英語版のデルタTシリーズのデジタル・ディレイ機器を使用している[2]。曲全体を通し、ジョン・ボーナムのドラム・ペダルが軋む音が聞こえる。

レコード・プロデューサーリック・ルービンは、「この曲は、実に興味深いジャズコードを使ったファンクジャムだ。彼らのコンパクトな感覚がより強く出ている曲のひとつである。レッド・ツェッペリンの曲の中では、カウベルのような音が用いられている唯一の作品である。(This is a funk jam with really interesting, jazzy chords. It's one of their more compact feeling songs. And it's the only Zep song to use what sounds like a cowbell.)」と述べている[3]

ライブでの演奏

レッド・ツェッペリンは、この曲をライブで演奏することはなかったが[2]ロバート・プラントは、2010年のソロ・ツアーの際に、バンド・オブ・ジョイ英語版とともに、この曲を演奏した[4]。また、ジミー・ペイジは、ブラック・クロウズとともに回った2000年のツアーのリハーサルで、この曲の演奏を試したが、ツアー開始前に、この曲を取り上げることは断念した[5]

評価

アルバム『フィジカル・グラフィティ』が発表された当時、『ローリング・ストーン』誌のジム・ミラー (Jim Miller) は、「聖なる館」を肯定的に評価し、「プラントの歌詞は、ペイジの吃音のようなフレーズに、完全に編み込まれている (Plant's lyrics mesh perfectly with Page's stuttering licks.)」と述べている[6]。さらに、ミラーは、「ここでもまた、こうした細部は楽しみの半分でしかない。ボーナムはカウベルに合わせて、このカットをキックし、最後の 2つのヴァースではボーカルの背後で、軋む音のような「やっちまえ (doit)」というコーラスが加わっている。一方、プラントは、ほとんど聞こえないほど多重録音された形で、曲の半ばのコーラスで、「音楽に従え (let the music be your master)」というフレーズを重ねている」とも述べた[6]

パーソネル

Jean-Michel Guesdon と Philippe Margotin によるとパーソネルは以下の通りである[7]

脚注

参考文献

関連項目

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