胆管炎
胆管の炎症
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胆道感染症
症状
胆管炎の種類
急性胆管炎
胆管内に急性炎症が発生した病態で、細菌感染のみでは発症せず[1]「胆管内に著明に増加した細菌の存在」と「細菌またはエンドトキシンが血流内に逆流するような胆管内圧の上昇」の両方が不可欠である[3][4][5]。
胆道内圧上昇により胆汁内の細菌や内毒素が血中・リンパ流中へ移行すると、敗血症などの致死的状態に進展しやすい[4][6]。
一般的な初期治療は、絶食、輸液、抗菌薬の投与[1]。初期治療に反応しない場合、胆道減圧ドレナージ[1][5]。
重症度判定
- 重症
- ショック、菌血症、意識障害、急性腎不全
- 中等症
- 黄疸(ビリルビン > 2.0mg/dL)、低アルブミン血症(アルブミン < 3.0g/dL)、腎機能障害(クレアチニン > 1.5mg/dL, 尿素窒素 > 20mg/dL)、血小板数減少(<12万/mm3)、39°C以上の高熱
- 軽症
- 重症、中等症に当てはまらない。
胆管炎でよく用いられる抗菌薬
胆管炎は腎盂腎炎と並んで血液培養で菌が検出されやすい。血液培養や胆汁培養の結果を参考に修正されることが多い。
| 物質名 | 投与方法 |
|---|---|
| セフメタゾール | 2g を6-8時間ごと |
| アンピシリン/スルバクタム | 3g を6時間ごと |
| ピペラシリン/タゾバクタム | 4.5g を6-8時間ごと |
またESBL産出菌やAmpC過剰産出菌のカバーが必要な場合は
| 物質名 | 投与方法 |
|---|---|
| メロペネム | 1g を 8時間ごと |
| イミペネム/シラスタチン | 1g を 6-8時間ごと |
などがよく知られて処方例のひとつである。投与期間はドレナージの成功や菌血症の有無によって変わってくる。菌血症がある場合は10-14日、ドレナージ不可である場合は肝膿瘍に準じて4-6週間ほど治療することもある。
出典
- TG13新基準掲載‐ 急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン 2013 Mindsガイドラインライブラリ