膣分泌液
膣の自浄作用や潤滑のために分泌される液
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膣分泌液(ちつぶんぴつえき、英: Vaginal discharge)は、女性の膣壁から膣を保護するために分泌される無色透明又は白濁した粘性のある液体である[1][2][3]。膣液(ちつえき)、愛液(あいえき)ともいう。
ちなみに「白いヨーグルト状」である場合はおりものであり、腟分泌液の場合は無色透明から白濁まであり、乾けばカサカサになる[3]。外陰部等を触れられた場合、前戯不足や望まぬ性交(レイプなど)の際も含む性交の可能性を脳が感知すると繊細な内臓である膣を摩擦や傷害から守るために自動防御として分泌される[1][2]。更に、女性器が少し膨らんでいることが確認できる。
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平常時でも一定量は分泌され、膣の粘膜を湿潤に保ち、膣の自浄作用を担っているが、膣性交時には腟内を保護する潤滑剤の役割も担っている。子宮頸部から分泌され、膣口から排出され膣分泌液(および女性内性器由来のその他の粘液)、特に排卵期に多くなる分泌物は下り物(おりもの)と呼ばれる。ウィリアム・ハウエル・マスターズ(William Howell Masters、1915.12.27 – 2001.02.16)により他の分泌物とは別に独立して分泌されていることが確認された。女性器からの分泌液は、膣分泌液に他の分泌物も混ざり合っている。
成分
膣分泌液の主成分は血漿だとされ、水分、ピリジン、スクワレン、尿素、酢酸、乳酸、アルコール、グリコール、ケトン、およびアルデヒドを含んでいる[4]。液は通常黄色濁で、 粘度、手ざわり、などは性的興奮、月経周期、病気の有無、食事などで変化する。
pHは通常3.8-4.5の弱酸性であり、特定の性感染症によってより酸性に変化する[5][6]。なお、男性の精液のpHは通常7.2-8.0である。
また、アルカリ性寄りの精液が子宮に届きやすくする役割があり、より妊娠しやすくする働きがある。そのため、たくさん出るほど妊娠しやすいとも言われている[7]。
多くの場合、バルトリン腺液やスキーン腺液、子宮頚管粘液などの分泌物と交じり合う。子宮頚管粘液は、その名の通り粘度があり、色は白色で、排卵日前後にはさらに粘度が強くなることが知られている。
