艸窯

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艸窯(そうがま)は、佐賀県西松浦郡有田町に所在する有田焼の窯元。異なる色の土を組み合わせて文様を表現する練り上げ技法による磁器を制作している[1][2]

艸窯は、有田町中樽に工房と展示場を構える窯元である[1]。有田観光協会の紹介では、艸窯は色の異なる土を組み合わせて文様を表現する練り上げ技法による器を制作する窯元とされ、展示場兼工房で練り上げワークショップ「体験工房」も開催している[1]

艸窯の制作は、有田焼の産地である有田町における現代的な器制作の一例であり、磁器において練り上げ技法を用いる点に特色がある[1][2]

歴史

艸窯は1984年に創業した窯元である[3]

草場勇次と草場奈美子は、艸窯の作家として練り上げ技法による器を制作してきた[1][2]。草場瑛人も2015年に有田へ戻って艸窯に入り、同じ練り上げ技法による制作に加わったと紹介されている[3]

技法

艸窯の制作の中心となるのは、色の異なる土を組み合わせて文様を構成する練り上げ技法である[1][2]。有田観光協会は、艸窯を「練り上げの器」の窯元として紹介し、異なる色の土を組み合わせて模様を表現する技法を用いると説明している[1]

また、2019年に開催された草場勇次・奈美子展「景色の変化」の紹介でも、艸窯は異なる色の土を組み合わせて模様を表現する練り上げ技法によるやきものを制作する窯元と説明されている[2]

活動

艸窯は、有田町の展示場兼工房でワークショップを実施している[1]。展示活動としては、東武百貨店池袋店などで草場勇次・草場奈美子による作陶展を開催している[2][4]

2019年1月には、東武百貨店池袋店で草場勇次・奈美子展「景色の変化」が開催され、約300点の新作を展示・販売したと紹介されている[2][4]。また、2022年1月には「草場勇次・奈美子展」が開催された[5]

所属作家

草場勇次

草場勇次は、艸窯の作家である[1][2]有田国際陶磁展では、第110回第1部美術工芸品・オブジェ部門で「練上焼締八角組鉢『波文』」がサガテレビ賞、第111回第1部美術工芸品・オブジェ部門で「練上波文組皿」が読売新聞社賞を受けた[6][7]

草場奈美子

草場奈美子は、艸窯の作家であり、草場勇次とともに練り上げ技法による器を制作している[2][3]。有田国際陶磁展では、第113回産業陶磁器部門で「彩磁練上藍のデイジーボール」が3位・有田町長賞を受けた[8]。また、第117回産業陶磁器部門では「練上 スープボウルセット『点紋ぶどう』」が技能賞を受けた[9]

さらに、第121回有田国際陶磁展産業陶磁器部門では「練上ボウル『点輪』」が佐賀県陶磁器商業協同組合賞を受けた[10][11]

草場瑛人

草場瑛人は、艸窯の作家である。2015年に有田へ戻って艸窯に入り、草場勇次・草場奈美子とともに練り上げ技法による制作に携わっている[3]。第121回有田国際陶磁展産業陶磁器部門では「練上迷彩クロスハンドルマグ」が熊本放送賞を受けた[10][11]

関連項目

脚注

外部リンク

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