Wikiwand AI

茅山

From Wikipedia, the free encyclopedia

茅山(ぼうざん、拼音: Máo shān)は、中国江蘇省にある丘陵群[1]。道教の聖地であり茅山派(上清派)の拠点[2]。

茅山と茅東水庫(中国語版)
茅山の元符万寧宮と老子神像

地理

南京市近郊[3]、句容市と常州市金壇区にまたがる[4]。長江(揚子江)と太湖の間の平地に突出し、南北に連なる山々からなる[1]。山嶺がクネクネと曲がって連なることから「句曲山」などとも呼ばれる[2][1]。

主峰の「大茅峰」(大茅山とも、海抜372m[4])を最高峰として[2][4]、北から南に「小茅峰」「中茅峰」「積金峰」「大茅峰」が連なっている[3]。山中には「華陽洞」「林屋洞」「良常洞」などの洞窟(洞天)や、「崇禧万寿宮」「元符万寧宮」「九霄万福宮」などの道観(茅山道院(中国語版))がある[3][4][5]。1996年には老子の巨大銅像が建てられ[6]、トレードマークとなっている[3]。

歴史

伝説では、漢代に仙人の三茅真君(中国語版)(茅盈・茅固・茅衷の三兄弟)が住んだことから、茅山と呼ばれるようになった[7]。

六朝時代、道士の楊羲(中国語版)らが上清経(中国語版)を作った後、陶弘景が『真誥』を編纂し[2]、茅山派の拠点となった。唐宋を最盛期とし、明清まで多くの道観が建てられた[2]。南宋の周必大(中国語版)の紀行文『泛舟遊山録』や[3]、元の『茅山志』などに茅山の地誌が記されている[8][9]。

近代に戦火[2]や文革[10]で荒廃したが、1985年に「茅山道教協会」が成立し、正一派道院として復興された[2]。2011年、儀式のとき演奏される独特の道教音楽(中国語版)が中国非物質文化遺産(中国語版)に指定された[11]。

脚注

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks