茶の本 From Wikipedia, the free encyclopedia 著者岡倉天心国United States言語English出版社Duffield & CompanyThe Book of Tea Title page of the American edition of The Book of Tea著者岡倉天心国United States言語English出版社Duffield & Company出版日1906ページ数160 『茶の本』(ちゃのほん、The Book of Tea)は、岡倉天心の著書。原文は英語。 主な解説書 日本の茶道を欧米に紹介する目的で、1906年(明治39年)、米国ボストン美術館で中国・日本美術部長を務めていた天心が、ニューヨークの出版社から刊行した。茶道を仏教(禅)、道教、華道との関わりから広く捉え、日本人の美意識や文化を解説している。天心没後の1929年(昭和4年、岩波文庫)に邦訳された[1]。訳者は、天心の弟・岡倉由三郎の弟子である村岡博(1895年(明治28年) - 1946年(昭和21年)年4月。山口県出身。没後の1961年6月5日、村岡の嗣子である村岡博人によって第38刷改版となった[2]。その後、2007年4月5日に第105刷改版発行)で、約90年を経て(2019年初時点)118刷56万部に達した(2024年10月時点で第127刷)。 新渡戸稲造の『武士道』と並んで、明治期の日本人による英文著書として著名で、ジャポニズム興隆や日露戦争における勝利によって、日本への関心が高まったヨーロッパ各国(スウェーデン、ドイツ、フランス、スペインなど)でも翻訳された。世界的な名著を集めたペンギン・ブックス双書にも2016年に加えられた(著者名は本名のKakuzo Okakura)。 岡倉天心にとって「茶の本」は、現在を永遠とするための美の教典である。また、岡倉が最後に執筆したオペラ台本「白狐」は「茶の本」には、東洋と西洋を暗示する二匹の龍が玉を争う場面が描かれており、東洋と西洋が理解しあい、世界が調和することを願った岡倉の白鳥の歌である。[3] 岡倉登志『岡倉天心『茶の本』の世界』ちくま新書、2024年 大久保喬樹『岡倉天心 茶の本』NHK出版「100分de名著ブックス」[4]、2016年 田中仙堂(大日本茶道学会会長)『岡倉天心「茶の本」を読む』講談社学術文庫、2017年[1]。訳・解説 若松英輔『岡倉天心『茶の本』を読む』岩波現代文庫、2013年 関連書籍 大橋理枝・斎藤兆史『英語で「道」を語る』放送大学教育振興会 2021年 pp.21-33, pp.134-141(「Lesson 2 茶道/The Tea Ceremony」及び「Lesson 11 物語性/Narrativity」中で取り上げられており、原著からの引用部分も掲載されている) 脚注 [脚注の使い方] 1 2 【明治の50冊】(40)茶の本 岡倉天心/平和の精神と輝く気概『産経新聞』朝刊2019年1月7日(文化面)2019年1月20日閲覧。 ↑ 岡倉著・村岡訳『茶の本』岩波書店 1929年 pp.13-14「改版に際して」中に、福原麟太郎により記載がある。 ↑ 茨城大学 五浦タイムズ、六角堂と「茶の本」、小泉晋也、「茶の本」とオペラ「白狐」(実演された)、清水恵美子、2019年4月11日閲覧 ↑ 2015年1月度の番組放送テキストを改訂 外部リンク 茶の本 - 青空文庫(村岡博訳)2005年の第103刷時点。2007年4月5日に第105刷改版がなされている。 茨城大学 国際岡倉天心シンポジウム2016 茨城大学 五浦タイムズ 六角堂と「茶の本」、「茶の本」とオペラ「白狐」 英語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:The Book of Tea この項目は、まだ閲覧者の調べものの参照としては役立たない、書籍に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:書物/PJ:出版)。項目が文学作品の場合は{{Lit-substub}}を貼り付けてください。表示編集 典拠管理データベース 全般VIAF国立図書館フランスBnF dataイスラエルその他IdRef Related Articles