藻井
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藻井(そうせい)は、中国の伝統建築に見られる天井構造および頂部装飾の一種である。四方の壁に藻の装飾模様が施されていることに由来する。綺井、天井、方井、復海、斗八、円などとも称される。台湾では「結網」とも呼ばれる。空間の主体性を際立たせる役割を持つ[1][2]。
一般に複数の「斗拱(ときょう)」を積み重ねて構成され、下方から上方へ向かって次第に狭まる逆斗形をなす。外周部は四角形や多角形が多く、最上部中央は円形を呈し、「明鏡(めいきょう)」と呼ばれる。
漢代には既に存在し[2]、仏教石窟の天井装飾として莫高窟のものが特に知られている[2]。現存する最古の木造藻井は、紀元984年に建立された天津薊州区独楽寺観音閣のものである。
