衛星基幹放送局
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開設の基準
総務省令基幹放送局の開設の根本的基準第3条の2による。
衛星基幹放送(中略)を行う基幹放送局は、前条第1項第1号及び第2号の条件を満たす(中略)ものでなければならない。
この前条第1項第1号及び第2号とは、次のとおりである。
- 1 その局の免許を受けようとする者(以下「申請者」という。)が確実にその事業の計画を実施することができること。
- 2 申請者が設立中の法人であるときは、当該法人の設立が確実であると認められるものであること。
概要
従前の種別の放送衛星局に相当する。
衛星基幹放送の基幹放送局提供事業者に対して、つまり、BS放送および東経110度CS放送の放送波送出業務を行う放送衛星システム(BS放送のみ)並びにスカパーJSAT(BS放送・東経110度CS放送両方)に対して免許されている。
免許
種別コードは、EV。免許の有効期間は5年。但し、当初に限り有効期限は5年以内の一定の10月31日となる。(沿革を参照)
また、臨時目的放送を専ら行うものは、当該放送の目的を達成するために必要な期間である。
- 無線局免許状の備付け
電波法施行規則第38条第1項により無線局免許状は無線局に備え付けるものとされるが、第38条の3第1項に基づく告示[1]により、人工衛星に搭載されるものは「無線従事者の常駐する場所のうち主なもの」に備え付ければよい。
旧技術基準の機器の免許
無線設備規則のスプリアス発射等の強度の許容値に関する技術基準改正 [2] により、旧技術基準に基づく無線設備が免許されるのは「平成29年11月30日」まで [3]、 使用は「平成34年11月30日」まで [4] とされた。 但し、宇宙局の無線設備は設置し続ける限り再免許可能[5]であり、衛星基幹放送局も設置し続ける限り再免許可能である、
対象となるのは、
である。
新規免許は「平成29年12月1日」以降はできないが、使用期限はコロナ禍により[8]「当分の間」延期[9]された。 但し、衛星基幹放送局は設置し続ける限り再免許可能であることは変わらない。
詳細は無線局#旧技術基準の機器の使用を参照。
運用
操作
検査
沿革
1980年(昭和55年)- 放送衛星局が「一般公衆によつて直接受信されるための無線電話、テレビジヨン又はフアクシミリによる無線通信業務を行う人工衛星局(放送試験衛星局を除く。)」 と定義され、免許の有効期間は3年、運用開始の届出を要するとされた。 [11]
- 引用の促音、拗音の表記は原文ママ
1983年(昭和58年)- 音声混合器又は映像混合器の操作に無線従事者は不要に [12]
1988年(昭和63年)- 免許の有効期間が5年に [13]
- 以後5年毎の10月31日に満了するように免許される。施行日の時点で免許されていた局の有効期限は経過措置により従前のまま。
1990年(平成2年)- 音声混合器又は映像混合器の操作に無線従事者を不要とする規定は告示に規定するものに [14]
1993年(平成5年)- 電波利用料制度化、料額の変遷は下表参照
2000年(平成12年)- 運用開始の届出が不要に [15]
2011年(平成23年)- 放送衛星局が衛星基幹放送局と改称し定義も変更、運用開始の届出が必要に [16]
| 放送衛星局 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | 昭和55年度末 | 昭和56年度末 | 昭和57年度末 | 昭和58年度末 | 昭和59年度末 | 昭和60年度末 |
| 局数 | - | - | - | - | - | - |
| 年度 | 昭和61年度末 | 昭和62年度末 | 昭和63年度末 | 平成元年度末 | 平成2年度末 | 平成3年度末 |
| 局数 | - | - | - | 4 | 7 | 8 |
| 年度 | 平成4年度末 | 平成5年度末 | 平成6年度末 | 平成7年度末 | 平成8年度末 | 平成9年度末 |
| 局数 | 13 | 12 | 13 | 15 | 18 | 19 |
| 年度 | 平成10年度末 | 平成11年度末 | 平成12年度末 | 平成13年度末 | 平成14年度末 | 平成15年度末 |
| 局数 | 17 | 17 | 22 | 27 | 22 | 22 |
| 年度 | 平成16年度末 | 平成17年度末 | 平成18年度末 | 平成19年度末 | 平成20年度末 | 平成21年度末 |
| 局数 | 21 | 21 | 24 | 20 | 19 | 19 |
| 年度 | 平成22年度末 | |||||
| 局数 | 19 | |||||
| 衛星基幹放送局 | ||||||
| 年度 | 平成23年度末 | 平成24年度末 | 平成25年度末 | 平成26年度末 | 平成27年度末 | 平成28年度末 |
| 局数 | 15 | 15 | 15 | 14 | 14 | 17 |
| 年度 | 平成29年度末 | 平成30年度末 | 令和元年度末 | 令和2年度末 | 令和3年度末 | 令和4年度末 |
| 局数 | 11 | 13 | 13 | 13 | 13 | 13 |
| 総務省情報通信統計データベース
による。 | ||||||
- 電波利用料額
電波法別表第6第3項の「人工衛星の無線局」が適用される。
| 年月 | 料額 | 備考 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1993年(平成5年) 4月[20] |
29,600円 | |||||||
| 1997年(平成9年) 10月[21] | ||||||||
| 2006年(平成18年) 4月[22] |
3GHz以下 | 幅3MHz以下 | 2,451,400円 | 周波数と周波数幅により細分 | ||||
| 幅3MHz超 | 89,467,500円 | |||||||
| 3GHz超 6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 186,800円 | ||||||
| 幅3MHz超200MHz以下 | 11,887,500円 | |||||||
| 幅200MHz超500MHz以下 | 61,429,600円 | |||||||
| 幅500MHz超 | 177,601,800円 | |||||||
| 6GHz超 | 186,800円 | |||||||
| 2008年(平成20年) 10月[23] |
3GHz以下 | 幅3MHz以下 | 2,789,300円 | |||||
| 幅3MHz超 | 124,359,300円 | |||||||
| 3GHz超 6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 110,200円 | ||||||
| 幅3MHz超200MHz以下 | 26,899,000円 | |||||||
| 幅200MHz超500MHz以下 | 81,188,300円 | |||||||
| 幅500MHz超 | 182,366,500円 | |||||||
| 6GHz超 | 110,200円 | |||||||
| 2011年(平成23年) 10月[24] |
3GHz以下 | 幅3MHz以下 | 2,911,300円 | |||||
| 幅3MHz超 | 130,167,700円 | |||||||
| 3GHz超 6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 132,200円 | ||||||
| 幅3MHz超200MHz以下 | 32,278,800円 | |||||||
| 幅200MHz超500MHz以下 | 97,425,900円 | |||||||
| 幅500MHz超 | 218,839,800円 | |||||||
| 6GHz超 | 132,200円 | |||||||
| 2014年(平成26年) 10月[25] |
3GHz以下 | 幅3MHz以下 | 3,493,500円 | |||||
| 幅3MHz超 | 156,201,200円 | |||||||
| 3GHz超 6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 158,600円 | ||||||
| 幅3MHz超200MHz以下 | 38,734,500円 | |||||||
| 幅200MHz超500MHz以下 | 116,911,00円 | |||||||
| 幅500MHz超 | 262,607,700円 | |||||||
| 6GHz超 | 158,600円 | |||||||
| 2017年(平成29年) 10月[26] |
3GHz以下 | 幅3MHz以下 | 4,192,200円 | |||||
| 幅3MHz超 | 187,441,400円 | |||||||
| 3GHz超 6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 190,300円 | ||||||
| 幅3MHz超200MHz以下 | 46,481,400円 | |||||||
| 幅200MHz超500MHz以下 | 140,293,200円 | |||||||
| 幅500MHz超 | 315,129,200円 | |||||||
| 6GHz超 | 190,300円 | |||||||
| 2019年(令和元年) 10月[27] |
470MHz以下 | 6,288,300円 | 衛星コンステレーションとは関係ない | |||||
| 470MHz超 3.6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 6,288,300円 | ||||||
| 幅3MHz超 | 249,554,500円 | |||||||
| 3.6GHz超 6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 285,400円 | ||||||
| 幅3MHz超200MHz以下 | 35,287,200円 | |||||||
| 幅200MHz超500MHz以下 | 187,439,800円 | |||||||
| 幅500MHz超 | 267,768,200円 | |||||||
| 6GHz超 | 285,400円 | |||||||
| 2022年(令和4年) 10月[28] |
470MHz以下 | 5,700円 | ||||||
| 470MHz超 3.6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 754,500円 | ||||||
| 幅3MHz超 | 299,465,400円 | |||||||
| 3.6GHz超 6GHz以下 |
幅3MHz以下 | 342,400円 | ||||||
| 幅3MHz超200MHz以下 | 42,344,600円 | |||||||
| 幅200MHz超500MHz以下 | 224,927,700円 | |||||||
| 幅500MHz超 | 321,321,800円 | |||||||
| 6GHz超 | 5,700円 | |||||||
| 注 料額は減免措置を考慮していない。 | ||||||||