計数放電管
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動作原理
シングル・パルス・タイプ
円盤状の陽極のまわりに棒状の電極が4本一組で円盤の回りに並んでいる。そのうち、3本は転移電極であり、パルス波が入ると、主電極1→転移電極1→転移電極2→転移電極3→主電極2と右方向に放電が移動するようになっている。ここで、放電が一方向に必ず移動するのは、電極の間が、主電極1と転移電極1、転移電極1と転移電極2、転移電極2と転移電極3、転移電極3と主電極2、の順に広くなっているからである。
ダブル・パルス・タイプ
電極が3本一組で、円盤状の陽極の周りに並んでおり、そのうち2本が案内電極で、パルス波を主電極、案内電極A、案内電極Bに、それぞれコンデンサ等で移相させ、放電させる順番を変えることによって、放電の回転方向を決めることができるようになっている。
それぞれの長所と短所
シングル・パルス・タイプ
- 長所
- ダブル・パルス・タイプに比べ、自動的に次の主電極に移動するため、計数速度が毎秒20,000パルス程度と速い。
- 短所
- 一方向にしか回転させることができない。
ダブル・パルス・タイプ
- 長所
- シングル・パルス・タイプが一方向にしか回転させられないのに対して、左右両方向に回転させることができる。
- 短所
- パルス波を遅らせる動作が必要となるため、シングル・パルス・タイプに比べて、計数速度が毎秒4,000パルス程度と遅くなる。

