認識台湾
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概要
歴史篇
『認識台湾』は、1996年に発行され、1997年に台湾の国民中学(日本の中学校に相当)の教科書に採用された。同教科書は、アジアでの関心を巻き起こした。台湾の従来の歴史教科書では軽視されていた台湾の歴史を「国史」として位置づけた。特に約3分の1を占める日本統治時代に対しては、客観的史実に基づき事例を写真とともに紹介しつつ、肯定的な記述がなされていた[1][2]。
日本語訳
2000年(平成12年)3月、歴史篇のみだが1994年(民国83年、平成5年)10月発布版に依拠して編集・日本語訳、『台湾を知る 台湾国民中学歴史教科書』として雄山閣出版から出版されている。同書には「民国83年10月発布の歴史編に依拠して編集」、「国民中学1年生の前、後期での使用に供するものである」とのコメントが冒頭にある。また「文字はつとめて簡明で明確なものとし」、さらに「本文の内容にあわせて図表と写真を付し」とあるように、合計140点を越える図表と写真が網羅されている。訳者の1人、蔡易達(さい・いたつ、台湾・南投県生まれ)が、日本語訳にあたって、冒頭のコメントを執筆した。
日本では特に『認識台湾 (歴史篇)』を指すことが多いのは、日本語訳が歴史篇のみに限定されていることによる。