諸見里青年会

沖縄県沖縄市を拠点とする伝統エイサー団体・青年会 From Wikipedia, the free encyclopedia

諸見里青年会(もろみざとせいねんかい)は、沖縄県沖縄市諸見里を拠点とするエイサー団体・青年会である。沖縄市内の伝統エイサー団体の一つであり、旧盆の道ジュネーや沖縄全島エイサーまつりなどに出演している[1][2]

種類 青年会エイサー団体
目的 地域芸能の継承
公用語 日本語沖縄語
概要 種類, 目的 ...
諸見里青年会
種類 青年会エイサー団体
目的 地域芸能の継承
所在地
公用語 日本語沖縄語
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概要

諸見里青年会のエイサーは、全11曲で構成され、曲と曲との切れ目がなく展開されることを特徴とする[1]。演舞は緩急のある動きで知られ、旗頭には諸見里の守り神として伝えられる獅子が描かれている[1]

沖縄市による旧盆道ジュネー映像ライブラリーでは、市内青年会のエイサーの保存・継承を目的とする事業の一環として、諸見里青年会の演舞映像が公開されている[3]

演舞の特徴

諸見里青年会の演舞は、地謡、大太鼓、締太鼓、男手踊り、女手踊りなどによって構成される[4]奥村哲也による民俗芸能研究では、沖縄市諸見里青年会のエイサーが調査対象として取り上げられており、島廻り、稽古、演舞構成、青年会の構成などが記録されている[4]

活動

沖縄全島エイサーまつり

諸見里青年会は、沖縄全島エイサーまつりに継続的に出演している。沖縄県公文書館に所蔵される第34回沖縄全島エイサーまつりの資料には、出演団体として諸見里青年会の名が記録されている[5]。また、第70回記念沖縄全島エイサーまつりの公式プログラムにも、道ジュネー出演団体として掲載されている[2]

エイサーナイト等

沖縄市内で開催されるエイサーナイトなどにも出演している[6]

県外・海外での活動

2006年、札幌市で開催された「日本のまつり」に、沖縄全島エイサーまつりを代表して出演した[7]

2012年には、国際交流基金の事業実績において、韓国ソウルCOEXで公演したことが記録されている[8]

2018年には、沖縄文化芸能指導者派遣事業により、諸見里青年会のメンバーがアメリカ合衆国オハイオ州でエイサー指導を行った[9][10]

他地域への伝承

八重瀬町の広報資料では、ぐしちゃんエイサーが沖縄市諸見里青年会から伝承を受けたものとして紹介されている[11]

また、オハイオ沖縄友の会のニュースレターでは、同会のエイサーが Moromizato Seinenkai のエイサーを基礎としていることが説明されている[12]

インドネシアとの関係

1995年、諸見里青年会はインドネシアジャカルタクマヨランで公演を行った。在インドネシア日本国大使館は、ジャカルタの創作エイサー団体 U-Maku Eisa Shinka Indonesia が使用する大太鼓について、この公演を行った伝統エイサー団体 Moromizato Seinenkai に由来するものと紹介している[13]

また、じゃかるた新聞は、U-maku Eisa Shinka Indonesia の創設者Pepenが高校生だった1995年、インドネシア独立50周年行事で諸見里青年団の演舞を見たことが、同団体結成のきっかけになったと報じている[14]

研究

諸見里青年会のエイサーは、民俗芸能研究の対象にもなっている。奥村哲也は、民俗芸能における伝統と宗教観念の再生産に関する調査研究の中で、沖縄市諸見里青年会を事例として取り上げた[4]。また、中部人類学談話会では「観光資源化される民族芸能の伝承に関する研究―沖縄市諸見里青年会の『エイサー』の事例から―」と題する研究発表が行われている[15]

脚注

関連項目

外部リンク

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