賀茂那備神社

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位置 北緯36度11分18.6秒 東経133度16分41.9秒 / 北緯36.188500度 東経133.278306度 / 36.188500; 133.278306座標: 北緯36度11分18.6秒 東経133度16分41.9秒 / 北緯36.188500度 東経133.278306度 / 36.188500; 133.278306
主祭神 別雷神[2]
賀茂那備神社

鳥居
所在地 島根県隠岐郡隠岐の島町加茂342[1]
位置 北緯36度11分18.6秒 東経133度16分41.9秒 / 北緯36.188500度 東経133.278306度 / 36.188500; 133.278306座標: 北緯36度11分18.6秒 東経133度16分41.9秒 / 北緯36.188500度 東経133.278306度 / 36.188500; 133.278306
主祭神 別雷神[2]
社格 式内小社、旧村社[2]
本殿の様式 隠岐造[3]
例祭 4月21日
地図
賀茂那備神社の位置(島根県内)
賀茂那備神社
賀茂那備
神社
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賀茂那備神社(かもなびじんじゃ)は島根県隠岐郡隠岐の島町加茂に所在する神社式内社(小社)で、旧社格は村社。

『賀茂大明神伝記』(1742)によると孝謙天皇の「天平年中」[注釈 1]に玉安姫命が隠岐国の賀茂浦を訪れ神社を建立したのに始まる[2]

延喜式神名帳』に「賀茂那備神社」[注釈 2]として記載される古社である[2]

近世には「鴨大明神」[注釈 3]、「加茂大明神」[注釈 4]などと称され、『隠州神名帳』には「従四位上加茂奈比明神」とある[2][注釈 5]。明治以降は『延喜式』の旧称に復し、「賀茂那備神社」と呼称されている[2]

祭神

主祭神

賀茂別雷神社の祭神で、当社も賀茂別雷神社の分霊という扱いである[2]。隠岐国の式内社のうち当社のみが勧請神であることから、中世以降に歩き巫女(下記の玉安姫命のモデルとなる人物)によって「カモナビは賀茂神なり」として別雷神が祀られるようになったという説がある[5]
この神は京都に鎮座していたが、新たな地で開拓を行おうとの葉を結び付けた矢を飛ばし、矢の届いた地を訪れることとした[6]。矢の軌道を追って若狭湾から船で出発し、到着したのが隠岐の島であったという[7]。矢が差さっていたところは「的の前」と呼ばれ、的の形の残った岩が現在でも見られる[8]。命は「舟島」に船をつけて加茂の集落を訪れ[8]、この地の人々に機織り、釣り、造船、農業を教えたり医療を施したりした[9]。人々は命へのお礼をしたがり、村一番の美人であった楓姫は自分が命の妃となることを望んだ[10]。命も楓姫を受け入れ、その後は力を合わせて村人のために尽力した[11]。村人たちは、改めて命への礼として大きな御殿を造営した[12]。これが当社の始まりであり、その後命はおかくれになったが魂はなおここに鎮座しているとされる[12]。以上の伝説が残されている。

配祀神

  • 素盞鳴尊(すさのおのみこと)
  • 玉安姫命(たまやすひめのみこと)
上述のとおり孝謙朝に来島したと伝わる歩き巫女的な性格を有した神で、生国については不明である[13]

施設

賀茂那備神社の本殿
本殿
桁行3間(3.96メートル)、梁間2間(3.17メートル)、棟高が地面から約8メートル[14]隠岐造の銅板葺だが[3]、向拝の中央部に唐破風を設けている[14]文政11年(1828年)の造立で、後述のとおり町指定文化財に指定されている[14]
通殿
切妻造の銅板葺で、規模は4坪。1918年(大正7年)の造立[3]
拝殿
入母屋造の銅板葺で、規模は16坪。1918年(大正7年)の造立[3]
宝庫[3]
参籠所[3]
隠岐では、産土神社に病気回復、安産、大漁、入学などの祈願をした後、成就のお礼として神社境内に存在する「コモシャ」「コモリヤ」と呼ばれる小屋に一晩籠る「オコモリ」という行事が存在した[15]
鳥居
木造の明神鳥居[3]
石灯籠
1983年時点で4基[3]

祭事

大祭
明治初年の『島後神社取調帳』によると4月初酉日あるいは中酉日[3]。太陽暦施行以来、例祭を「葵祭」と称して4月21日に行う[3]
小祭
『島後神社取調帳』によると毎月1日・11日・21日[3]
正月祭
1月7日[3]
百手祭
3月11日[3]。両親健在の男子3人に弓を引かせる[3]
祇園祭
6月15日[3]
御座出祭
9月30日[3]。当社の祭神が神在月に出雲へ行く際の祭り[3]
御座入祭
10月30日[3]。当社の祭神が出雲から帰ってくる際の祭り[3]


文化財指定

隠岐の島町指定文化財(有形文化財)

  • 賀茂那備神社本殿 - 2020年11月26日指定[14]

脚注

参考文献

関連項目

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