追い出し猫
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由来
追い出し猫は、以下の話に基づき誕生した。「400年以上昔、宮若市(旧若宮町)に西福寺というお寺がありました。そこに住む和尚さんは、猫をたいそう可愛がっていた。あるとき、その寺に大ねずみが住み着き、大暴れして和尚さんはとても困っていました。これを見かねた和尚さんの飼い猫は、何百匹もの仲間の猫を集め、その大ねずみと長い時間戦い、とうとう退治しました。しかし、力尽きた飼い猫や仲間の猫もみんな死んでしまいました。哀れんだ和尚さんは、猫塚を作って、丁寧に供養しました。」
現在でも、その猫塚は残っており、猫塚公園として整備されている(猫塚公園については次の項参照)。なお、現在西福寺は宮若市に隣接する宗像市野坂にある。
現在の状況

現在、追い出し猫は同市の「宮若追い出し猫振興会」等が中心となって、生産・販売等の活動を続けている。この全国的に珍しい特産品に企業も注目し、サンリオが2008年10月、携帯ストラップ「ご当地キティ宮若追い出し猫バージョン」を発売し、わずか3ヶ月で4500本売れた。また、不況になったことでかえって厄除け・招福の縁起物として人気を博し、2008年度は関連グッズの売上高過去最高を記録した。このことが、2009年5月に西日本新聞の夕刊に掲載[3] 、さらにそれがYahoo! JAPANのトピックスに掲載され、瞬く間に全国的に広がった。また、その日のYahoo!検索ワードランキングで第2位になった[4]。
旧若宮町中心部にある若宮コミュニティセンター「ハートフル」(若宮総合支所)の敷地の一角には追い出し猫のモニュメントが設置されている。
そのほか、市内を走るJR九州バスは、直方線の主要バス停のデザインに、追い出し猫を採用している。また、2002年4月21日旧西福寺敷地にある猫塚周辺を「猫塚公園」として整備・開園し、猫塚の前には、大きな追い出し猫(招き猫側)の形をしたバス停(宮若市乗合バス、猫塚公園前バス停)がある。猫塚公園には親子連れや猫好きな人が数多く訪れているが、バス停のみを目的に訪れる人も少なくない。この公園は同市山口の県道30号線と県道92号線の分岐点にあり、すぐ前を九州自動車道が通過しているが、至って静かな場所である。また、地元有志により記念撮影ができるようにもなっている(ちなみに、猫塚に設置してあるさい銭箱は、キャットフードの空き缶である)。
