理論全揚程Hth は上記の速度ベクトルを用いて次式で表される:

右辺第2項は出入口における流体の動圧差を表しているから、この部分を除けば(出入口の速度が同じ場合を考えれば)出入口の理論静圧差は次式となる。(非圧縮性流れの場合)

すなわち、流体機械による圧力上昇は、周速度U で回転する流体の運動エネルギーの増加(回転系でいえば遠心力の径方向の増加)と、相対速度W が羽根車のディフューザ形状で減速することに伴う運動エネルギーの減少によって起きていることが分かる[1][2]。
遠心羽根車では遠心力作用が支配的であり、軸流羽根車ではディフューザ作用が支配的である。