遠隔操縦式掃海具

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岸壁に係留された海上自衛隊のSAM、後方からの写真

自航式感応掃海具スウェーデン語: självgående akustiskt minsvep / 英語: Self-propelled Acoustic-and-magnetic Minesweep, SAM)は、スウェーデンカールスクローナが開発した掃海用の無人水上艇(USV)[1][2]海上自衛隊では遠隔操縦式掃海具として採用された[3]

SAMは、発泡プラスチックが充填されたガラス繊維強化プラスチック(GRP)製のフロート2個の上に、18×6.1メートル大のアルミニウム合金製の桁を架した構造となっている。吃水は0.7メートル、推進器部分で1.6メートルである。ボルボ・ペンタTAMD-70Dディーゼルエンジン(150キロワット)1基を搭載しており、最大8ノット、航続距離330海里を発揮できる[1]。掃海海域では掃海管制艇からの無線操縦によって行動するが、安全海域での移動などでは有人で航行することもある。対機雷戦では主として感応掃海を担当しており、磁気掃海具は内蔵式、音響掃海具は曳航式として装備している。また掃海済み水路を表示するために8基の位置表示ブイを搭載できる。スウェーデン海軍では1983年から1986年にかけて引き渡しを受けた[1]

またその後、エアクッション艇として再設計されたSAM-II(軽荷排水量30.6トン、全長22.5メートル、最大速度40ノット)も開発された。アメリカは湾岸戦争中にSAMを使用していたこともあって[4]1993年より共同開発に着手したが、1995年に脱退した[1]。現在では、エアクッション艇ではなく初代SAMを拡大した構造のSAM-3が開発されている[2]

日本での導入

脚注

参考文献

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