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錦町公園 (仙台市)

仙台市の公園 From Wikipedia, the free encyclopedia

錦町公園(にしきちょうこうえん)は、宮城県仙台市青葉区本町に位置する住区基幹公園である。戦後の戦災復興事業の一環として計画され、第7回国民体育大会に合わせて先に仙台市レジャーセンターが設置され、1956年(昭和31年)の都市公園法の公布と同時に開園した。オフィスや専門学校、予備校に囲まれる憩いの公園として、勾当台公園と共に市民から親しまれている。ソメイヨシノより早く開花するコヒザンザクラが園内に植栽されており、周囲に比べて早めの花見スポットともなる[1]。

分類 都市公園 > 基幹公園 > 住区基幹公園 > 近隣公園
座標 北緯38度15分58.51秒 東経140度52分30.98秒
面積 1.7381ha
概要 錦町公園, 分類 ...
錦町公園
分類 都市公園 > 基幹公園 > 住区基幹公園 > 近隣公園
所在地
座標 北緯38度15分58.51秒 東経140度52分30.98秒
面積 1.7381ha
前身 梁川八幡、千手院
→瀧澤神社、等覚院、大仏堂、安楽寺
→県立宮城病院
→仙台育英中学校外記丁校舎、東本願寺別院、斎藤報恩会各施設
開園 1956年(昭和31年)4月
設備・遊具 芝生広場、噴水、遊具、彫刻 等
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歴史

1975年度(昭和50年度)撮影の国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成
錦町公園は写真右下。園内には1998年(平成10年)まで存在した仙台市レジャーセンターが写っている。

錦町公園のある場所は仙台城の北東すなわち鬼門にあり、江戸時代初期の17世紀は段丘崖上の仙台上町段丘南西縁には勾当台から定禅寺・観喜院[注釈 1]・千手院[注釈 2]・梁川八幡などが仙台城の城下町を見下ろすようにずらりと建ち並び、一段低い仙台中町段丘から段丘崖を上る参道を各々備えていた[2][3][4]。また、寺社の裏手の道である外記丁沿いには武家屋敷が並んでいた[2][3][4]。

1681年(天和元年)、現在の錦町公園の地にあった梁川八幡が、瀧澤神社との社地交換[5]で広瀬川右岸の川内に遷宮すると、跡地に瀧澤神社[5]および等覚院が建てられた[6]。同寺の境内には伊達綱宗が延寿堂を建立して大仏を安置したため、現在の錦町公園の東側の道は同心町との町名がのちに大仏前(おぼとけまえ)と呼ばれるようになった[7]。元禄年間(1688年~1703年)になると、この地には他に安楽寺・木食寺・光明院などの寺院も建立された[7][8]。

明治維新の廃藩置県で仙台藩が消滅すると、藩の後ろ盾が無くなったこの地の寺社は大聖寺や大仏堂、瀧澤神社などを除いて廃寺となったようである。明治中期になると、現在の錦町公園の地の北側が開削され、段丘崖下の定禅寺通東端と崖上の長丁(錦町)の西端とを結ぶ道路が新設された。また、現在の錦町公園の地にあたる寺社跡地に県立宮城病院(のちの東北大学病院)が移転・開院する。しかし、同病院は東北帝国大学医科大学附属病院となる計画の下に1911年(明治44年)に北四番丁に新築・移転した[9]。

同病院の跡地には東本願寺別院ができ[10]、また、大正期から昭和初期にかけて、仙台育英中学校(現仙台育英学園高等学校)、斎藤報恩会の各施設、私立幼稚園などが設置され、定禅寺通の新道区間には仙台市電が開通した。

1945年(昭和20年)7月10日の仙台空襲でこの場所は焼け野原となり、戦後復興事業によって公園とすることが決まる。園内となる予定の地にあった寺社や学校は次々移転され[注釈 3]、国民体育大会の開催に合わせて1952年(昭和27年)に仙台市レジャーセンターが開館し、1956年(昭和31年)にはレジャーセンターを含む地域が錦町公園として開園した。

1998年(平成10年)にはレジャーセンターが閉館し、錦町公園は2004年(平成16年)に全面リニューアルしてオープンした。その際にミスト噴水のオブジェを中心とした広場なども設置された[11]。しかし、ミスト噴水は2008年10月以降、衣服が濡れるなどの中止要請や高額な水道料金の問題で断続的に休止し、現状では電気系統の故障で修理見合わせにより停止中である(2010年9月現在)。

年表

仙台市レジャーセンター

1952年(昭和27年)の第7回国民体育大会に合わせて、仙台空襲で被災した仙台育英中学校外記丁校舎の所在地に仙台市レジャーセンターが開設された[19]。同年、レジャーセンター内には仙台市科学館の前身となるサイエンスルームも設置された。

1956年(昭和31年)4月にレジャーセンターを含む外記丁校舎跡地に錦町公園が開園するが、同月公布された都市公園法の第4条により、園内建築物の建設面積は2パーセント以下と定められた。レジャーセンターの建設面積は錦町公園の面積の2パーセント以上であり、不適格施設となった[19]。

1998年(平成10年)に北仙台に仙台市青葉体育館・仙台市武道館が開館したため、老朽化していたレジャーセンターは閉館し、この公園の不適格状態も解消された。

主なイベント

立地

錦町公園は、北側を定禅寺通[注釈 5](国道45号)、東側を愛宕上杉通り(銀杏坂)[注釈 6]、南東側を大仏前通(おぼとけまえどおり)[注釈 4]、南西側(段丘崖側)を市道区画街路南19号線[注釈 7]・市道錦町公園南線[注釈 8]・市道錦町公園西線[注釈 9]の各々一部区間がつくる複雑に曲がる道によって囲まれる街区内にある。公園の周辺にはNHK仙台放送局、仙台CATV、宮城県警察仙台中央警察署本町交番などがある。公園の最寄り駅は仙台市地下鉄南北線の勾当台公園駅で、駅から公園まで徒歩で5分ほどの距離である[1]。

地図

脚注

外部リンク

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