長勝寺 (潮来市)
From Wikipedia, the free encyclopedia
所在地
茨城県潮来市潮来428
位置
北緯35度56分30.7秒 東経140度32分43.1秒 / 北緯35.941861度 東経140.545306度座標: 北緯35度56分30.7秒 東経140度32分43.1秒 / 北緯35.941861度 東経140.545306度
山号
海雲山
宗派
臨済宗妙心寺派
|
本堂 | |
| 所在地 | 茨城県潮来市潮来428 |
| 位置 | 北緯35度56分30.7秒 東経140度32分43.1秒 / 北緯35.941861度 東経140.545306度座標: 北緯35度56分30.7秒 東経140度32分43.1秒 / 北緯35.941861度 東経140.545306度 |
| 山号 | 海雲山 |
| 宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 札所等 | 常陸七福神(福禄寿) |
| 文化財 | 銅鐘(国の重要文化財) |
| 法人番号 | 8050005006542 |
長勝寺(ちょうしょうじ)は、茨城県潮来市にある臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は海雲山。本尊は阿弥陀如来。銅鐘は、国の重要文化財である。
潮来市内の稲荷山とよばれる丘を背にして、JR潮来駅にほど近い市街地内にある寺院。文治元年(1185年)に源頼朝によって創建されたといわれており、江戸時代に徳川光圀が諸堂宇を修復し、大獄祖清和尚に住持させた。近世の朱印は10石で、寺運は隆盛して現在に法灯を継いでいる[1]。楼門(山門)と、奥にある阿弥陀三尊を本尊とする入母屋造り茅葺の仏殿(本堂)は禅宗様建築の遺構で禅寺の風格を保つ[2]。また、中朱門の中の庫裡・書院等も元禄時代の建築で、水戸徳川家ゆかりの宝物を収蔵している[2]。これら建物のすべては、茨城県の文化財に指定されている。また、国の重要文化財に指定されている銅鐘は、鎌倉幕府第14代執権である北条高時の寄進で、元徳2年(1330年)の鋳造である[2]。
約1万5000平方メートルある境内地には、源頼朝創建の年号に因む文治梅(ふんじばい)とよばれる古木のほか、松尾芭蕉の「旅人と我名呼ばれむ初しぐれ」の句を刻した時雨塚、鹿島紀行で地元の自準亭松江(じじゅんていしょうこう)との交流を示す連句の碑がある[2]。
歴史
文化財
重要文化財(国指定)

- 銅鐘 元徳庚午十月の銘あり(1330年作)
- 元徳2年(1330年)、鎌倉幕府14代執権・北条高時が下総国府城主千葉五郎禅門道暁との発起により、長勝寺の創建者である源頼朝の菩提のために寄進したものである。鐘銘と序文の中に寺の沿革が記されている[1]。鐘銘ならびに序文の作者は、中国から来朝して鎌倉円覚寺16代清拙正澄和尚(大鏡禅師)で、鋳物師は甲斐権守卜部助光である。総高115 cm、身高84.8 cm、竜頭高24.5 cm、口径66.3 cmの鋳銅。上下帯は無文で乳は4弾4列、撞座(つきざ)は2個正位置にあり、形状は小型ながら鎌倉時代の特徴をよく示している[3]。銘文中に「客船夜泊常陸蘇城」の語が記されており、中国蘇州を彷彿させる当時の潮来の繁栄と風光明媚な情景をうかがい知るうえで貴重な資料となっている[1][3]。1911年(明治44年)8月9日、重要文化財(旧国宝)に指定[3]。
茨城県指定有形文化財


ギャラリー
- 長勝寺の正門
- 長勝寺のボダイジュ
- 長勝寺の玄関
- 境内