電卓付き腕時計
From Wikipedia, the free encyclopedia
電卓付き腕時計は、1970年半ばにPulsar(パルサー)ブランドのものが1975年に登場(後にハミルトンの1ブランドとなった)[1][2]とヒューレット・パッカードのHP-01が登場した。パルサーやタイメックスなど、いくつかの時計メーカーも製造してきたが、手前の面にボタンを配置することにこだわりすぎたため、ボタンの寸法が小さくなりすぎ、指先では押せず、ペン先やピン(針)などで押さなければならない不便な代物だった[3]。
1980年2月、カシオ計算機(電気計算機製造を祖業とする会社)が、電卓開発と腕時計開発のノウハウの蓄積を駆使して、「+, -, x, ÷」のボタンを側面に配置することでボタンの大きさを確保して、世界初の指でボタンが押せる電卓つき腕時計カルキュレータ クロノ C-80を発売[3]。 同時期に、筐体を樹脂製の代わりに金属版にしたC-801も発売となった。同社は1981年に、電卓機能に加え、簡素なゲーム機能を搭載したCA-90を発売。 カシオは、電卓機能に加えて、予定や、住所録(名前、住所、電話番号)も保存することができるデータバンクシリーズも開発・製造・販売した。
[いつ?]付けている人がミクロビデオゲームをできる多目的腕時計「Nelsonic game watch」もあった。
カシオからは2020年代にはCA-53Wシリーズのほか、CA-500やCA-500WE(レトロデザインの新しいモデル)が世界各地で販売されている。現行品(現在、新品で販売されているモデル)であり、それなりに売れている[注 1]。
ギャラリー
- Pulsarブランドの、まだLED表示方式だった電卓付腕時計
- HP-01
- Casio TC-500(タッチパネルで操作する電卓を搭載。1983年)
- CASIO CA-502(1984年)
- Casio CFX200
- Casio CFX400(関数電卓搭載。1985年ころ
- Casio CMD40(電卓機能に加え、テレビリモコンの機能も搭載。1992年)
- (電卓機能を備えたカシオ・データバンクシリーズ)
- Casioのデータバンク DBC-810(1996年ころ)
- TIMEX 80(おそらく復刻モデル)
- Casio CA-53W(2020年代)