静脈認証
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指、手のひらの静脈パターンは、指紋や虹彩などの他の生体(バイオメトリクス)データと同じように個々人でユニークである。同一個人であっても、すべての指、手のひらが異なるパターンを持っており、法則性がない。
原理
利点
- 本人拒否率や他人受入率といった、生体認証の性能を表す指標でもっとも高い数値を示す、もっとも精度の高い生体認証方式と言われている。
- 他の生体認証システムと違って、体内の情報を使用するため、静脈パターンを偽造することはほぼ不可能とされている。
- 乾燥、湿潤、荒れなど、手指の表面の状態の影響を受けにくい、安定した認証が行える。
欠点
- 指紋認証などと比べて、認証機器がやや高額である。
- 手袋や絆創膏をした手では、正常な認証が行えないことが多い。指輪をした場合や、手指の冷えなどで血流が減少して精度が落ちることがある。
- 主な事業者がほぼ日本の企業に限定されていることもあり、日本以外の国々では知名度が低い。
日本での利用例
- 多くの都市銀行、一部の地方銀行や新たな形態の銀行の現金自動預け払い機、アミューズメント施設のメダル預かりシステムで暗証番号とともに指ないし手のひらの静脈の形を読み取って本人確認を行う。なお、2020年代以降、銀行の生体認証機能付きICキャッシュカードおよびATMはサービス終了が相次ぎ、スマホATMへの代替が進んでいる。→詳細は「生体認証 § 日本の銀行ATMの動向」を参照
- パーソナルコンピュータのログイン時に、専用機器を用いて認証を行う。
- 日本赤十字では、献血者の本人確認のため、指静脈認証を(2014年5月14日、北海道から順次)採用している[2]。
- 住民基本台帳ネットワークシステムの職員認証[3]
- 飲食店でのポイントシステム[4]
- 図書館での利用登録・資料の貸出[5][6][7]