沖縄県の食堂では、沖縄そばのスープを作るために毎日大量の豚ガラを使用する。骨汁とはその出し殻を再利用して汁物に仕立てた料理である。沖縄そばの「ダシ骨」にはさまざまな部位が使用されるが、首(頚椎)の部分などのすき間に残る肉は意外に多い。とはいえ、ある程度の量がなければ食事としては成立しないため、大きな丼に山盛り1杯程度が1人前の分量となる。このため、スープ鍋1つから作ることのできる骨汁はせいぜい10数杯程度となり、人気店では開店後まもなく売り切れとなってしまうこともある。沖縄料理の中でもB級感が強く、他県の沖縄料理店でメニューに並ぶことは少ない。