高原に列車が走った

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高原に列車が走った
監督 佐伯孚治
脚本 本田英郎、佐伯孚治
出演者 美保純尾藤イサオ萩尾みどり所ジョージ西田敏行丹波哲郎
音楽 藤本敦夫
撮影 林七郎
編集 西東清明、竹内利之
製作会社 東映、高原プロ
配給 東映セントラルフィルム
公開 1984年9月29日
上映時間 103分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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高原に列車が走った』(こうげんにれっしゃがはしった)は1984年日本映画。主演・美保純、監督・佐伯孚治。中沢憲一原作による実話の映画化[1][2]

かつて信越本線の一部だった軽井沢駅小諸駅[3]には普通列車が一日7本だったことから、乗り遅れると2時間以上待たねばならず、高校生の非行の原因になっていると関連高校の教員を中心に増発を求める住民運動が起き、国鉄に働きかけ列車増発を勝ち取った。この実話を基に原作では男性教師だった主人公を女性に変更して美保純が演じる[4][5]。美保は日活ロマンポルノで人気を得た後、一般映画に転身し、当時は、脱ポルノ、脱アイドルを目指していた[6]

製作経緯

キャプテンウルトラ』や『ザ・スーパーガール』などのプロデューサーとして知られる植田泰治は[7]、東映定年退職後の2017年現在も、映演アニメユニオン執行委員長や治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟(国賠同盟)などで活動する共産党員であるが[7]、植田は当時、組合活動家を配転させるために作られた東映東京制作所に所属していた[7][8]。東映東京制作所は1982年に『Gメン'75』の制作が終わり『ザ・サスペンス』が始まると仕事がなくなり、このセクションを潰したいと考えた岡田茂東映社長(当時)は強権発動を考えていたが、植田泰治が職場防衛のため、「賭けをさせてくれ、映画を作らせてくれ、賭けに負けたらしょうがない、東映が生き残るためには」と岡田に申し入れた[8]。アタらなくても儲かる「空海システム」、国労動労前売りをはかせると訴え、「じゃ、作ってみろ」と製作が決まった[7][8]

植田は「バイクに乗ってタイマン勝負をするような先生を演じた美保純のキャラクター設定は『ザ・スーパーガール』の影響がある」と述べている[7]。監督の佐伯孚治は植田の組合仲間[7]1964年に『どろ犬』で監督デビューした後、大川博東映社長(当時)の家にデモをかけ、先頭に立って干された人物[7]。映画は20年ぶりで『どろ犬』は悪徳警官物であったため、正反対の内容の作品となった[8]

キャスト

役名俳優
宗形順子美保純
杉村始尾藤イサオ
三浦真理萩尾みどり
木内ナツ子牧口昌代
中山ゴロ高野光平
小諸駅前の警官所ジョージ
結城九十九一
湯川妻今福将雄
小母さん初井言栄
原口健藤巻潤
大島隆室田日出男
順子に求婚する男西田敏行
唐沢丹波哲郎

興行形態

東映セントラルフィルムの配給により1984年9月29日、東京新宿東映ホール1他で封切り公開された。

評価

脚注

外部リンク

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