小諸駅

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しなの鉄道のしなの鉄道線と、JR東日本の小海線が乗り入れており、小海線は当駅を終着駅としている。

1997年(平成9年)に北陸新幹線長野駅まで開通したことにより、その並行在来線である信越本線の一部区間(軽井沢駅 - 篠ノ井駅間)がしなの鉄道線として経営分離された[新聞 1]

観光列車の「HIGH RAIL 1375」(小淵沢駅 - 当駅)が発着し、「ろくもん」(軽井沢駅 - 長野駅)が停車する。

歴史

年表

新幹線開業による影響

かつての信越本線時代は、すべての特急「あさま」が停車する長野県東部の拠点駅であった。しなの鉄道移行後は、長野方面へは当駅始発の「しなのサンライズ号」が設定されたものの、東京から乗り換えなしで小諸に至る公共交通機関は高速バスのみとなった。

北陸新幹線建設に際して、1988年(昭和63年)8月11日運輸省(現・国土交通省)がミニ新幹線規格での整備を打ち出した[新聞 4]。しかし、1989年(平成元年)1月17日に「政府・与党」がフル規格着工を申し合わせで決定し、1990年(平成2年)11月30日に長野県や長野県市長会などで作る「北陸新幹線建設促進県協議会」がフル規格新幹線建設の場合に並行在来線の経営分離を受け入れることを決議した[新聞 4]。これを受けて、約1週間後の12月5日にミニ新幹線規格での早期着工を求める決議案を市議会で可決し、この動きに抵抗したが、1991年(平成3年)6月2日に小諸市議会の全員協議会でミニ新幹線要求の断念を決定すると共に市長が第3セクター化受け入れを表明することとなった[新聞 4]

駅構造

単式・島式ホーム(しなの鉄道線は単式1面1線+島式2面2線の計2面3線、小海線は島式1面2線)計3面5線を有する地上駅である[1][2]。改札口には、しなの鉄道用の簡易Suica改札機が設置されている[報道 3]

JRとしなの鉄道相互間の乗り換えは改札を通らずに可能であり、互いのホームは跨線橋で連絡している。なお、しなの鉄道はSuicaが利用可能であるが小海線(野辺山駅 - 当駅間)はエリア外であるという関係上、跨線橋上にはしなの鉄道入出場用の簡易Suica改札機が設置されている[報道 3]

しなの鉄道の社員配置駅(管理駅)である。出札窓口や自動券売機のほか、待合室がある。2019年(令和元年)9月30日までびゅうプラザ小諸支店跡地にJR東日本のみどりの窓口(末期は長鉄開発に委託)があった。翌10月1日からJR券の発売も再度しなの鉄道への業務委託となり、マルス端末が同社の窓口に移設された。

2026年3月以前は、出札窓口においてJRの乗車券や特急券の取り扱いも行っており、えきねっとの受取、JR線定期券の発行、JRきっぷでのクレジットカード決済など、みどりの窓口とほぼ同等の取り扱いがあった[11]

国鉄時代は、出口と入口が別であったが、現在はかつての入口に出口が統合された形になっており、以前の出口は封鎖されている。また、駅蕎麦屋が2・3番線ホーム、4・5番線ホームにあったが2・3番線ホーム上の駅蕎麦屋はホームかさ上げの際に、4・5番線ホーム上の駅蕎麦屋は待合室改装の際に解体された。

かつては小海線と信越本線(現在はしなの鉄道線)のレールはつながっていたが、現在では両線のレールは分断され、直通できない構造になっている[1]。また、分断前は4番線にも架線が設置されていた。

なお、待合室には、2013年(平成25年)に閉店した駅蕎麦屋「ひしや」の味を再現した駅蕎麦屋「清野商店」が営業している。駅舎内の自動券売機前では、地元農産物の販売も行われている[12]

のりば

番線事業者路線方向行先備考
1 しなの鉄道 しなの鉄道線 上り 軽井沢方面[13] 上田方面からの直通列車
2 ごく一部の始発列車
下り 長野方面[13] 折り返し列車
3 軽井沢方面からの直通列車
上り 軽井沢方面[13] 折り返し列車
4・5 JR東日本 小海線 - 小海清里小淵沢方面[14]  

利用状況

しなの鉄道

「統計小諸」によると、2023年次(令和5年次)の1日平均乗降人員2,546人である[小諸 1]

2003年次(平成15年次)以降の推移は以下のとおりである。

乗降人員推移
年次 1日平均
乗降人員
出典
2003年(平成15年) 3,546 [小諸 2]
2004年(平成16年) 3,455
2005年(平成17年) 3,442
2006年(平成18年) 3,422
2007年(平成19年) 3,376
2008年(平成20年) 3,369
2009年(平成21年) 3,300
2010年(平成22年) 3,174
2011年(平成23年) 3,173
2012年(平成24年) 3,272
2013年(平成25年) 3,235 [小諸 3]
2014年(平成26年) 3,167
2015年(平成27年) 3,126
2016年(平成28年) 3,088
2017年(平成29年) 3,124
2018年(平成30年) 3,124 [小諸 4]
2019年(令和元年) 3,021 [小諸 5]
2020年(令和2年) 2,167 [小諸 6]
2021年(令和3年) 2,346
2022年(令和4年) 2,463 [小諸 7]
2023年(令和5年) 2,546 [小諸 1]

JR東日本

JR東日本によると、2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員1,478人である[JR 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     2,264 [JR 2]
2001年(平成13年)     2,135 [JR 3]
2002年(平成14年)     2,009 [JR 4]
2003年(平成15年)     1,873 [JR 5]
2004年(平成16年)     1,749 [JR 6]
2005年(平成17年)     1,667 [JR 7]
2006年(平成18年)     1,609 [JR 8]
2007年(平成19年)     1,698 [JR 9]
2008年(平成20年)     1,672 [JR 10]
2009年(平成21年)     1,638 [JR 11]
2010年(平成22年)     1,589 [JR 12]
2011年(平成23年)     1,570 [JR 13]
2012年(平成24年) 416 1,169 1,586 [JR 14]
2013年(平成25年) 404 1,246 1,650 [JR 15]
2014年(平成26年) 409 1,235 1,645 [JR 16]
2015年(平成27年) 416 1,308 1,725 [JR 17]
2016年(平成28年) 374 1,334 1,709 [JR 18]
2017年(平成29年) 435 1,346 1,781 [JR 19]
2018年(平成30年) 444 1,342 1,787 [JR 20]
2019年(令和元年) 408 1,287 1,696 [JR 21]
2020年(令和2年) 238 1,187 1,426 [JR 22]
2021年(令和3年) 275 1,122 1,398 [JR 23]
2022年(令和4年) 316 1,089 1,406 [JR 24]
2023年(令和5年) 366 1,101 1,468 [JR 25]
2024年(令和6年) 365 1,113 1,478 [JR 1]

駅周辺

駅前ロータリー(2012年10月)

改札外に小諸城跡(懐古園)側と駅前広場とを結ぶエレベーター付きの東西自由通路がある[新聞 2]

バス路線

路線バス

  • JRバス関東
    • 高峰高原線:高峰マウンテンリゾート行き
  • 小諸市
    • 「こもろ愛のりくん」予約制相乗りタクシー

千曲バス佐久上田線は2021年(令和3年)9月30日をもって廃止された[15]。また、EVバス・e-ミライ号(旧こもこむ号)は小諸市の新たな公共交通の構築を目指し、現在スクールバスとして運行されている(学生専用で一般の利用は不可)。

高速バス

その他

  • しなの鉄道の管轄だが、信州ワンデーパスは当駅と小海線・中込方面のみがフリーエリアとなっている。
  • 小海線は乙女駅付近までしなの鉄道線と並行する。

隣の駅

しなの鉄道
しなの鉄道線
普通
平原駅 - 小諸駅 - 滋野駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
小海線
普通
東小諸駅 - 小諸駅

かつての接続路線

布引電気鉄道
小諸駅 - 花川駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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