高根沢町
栃木県塩谷郡の町
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高根沢町(たかねざわまち)は、栃木県中央東部に位置し、塩谷郡に属する町。宇都宮市の北東約12kmに位置する[1]。県内の町では壬生町、上三川町に次ぐ第3の人口を有する。
| たかねざわまち 高根沢町 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
|
鬼怒グリーンパーク | |||||
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| 国 |
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| 地方 | 関東地方 | ||||
| 都道府県 | 栃木県 | ||||
| 郡 | 塩谷郡 | ||||
| 市町村コード | 09386-6 | ||||
| 法人番号 | 9000020093866 | ||||
| 面積 |
70.87km2 | ||||
| 総人口 |
28,237人 [編集] (推計人口、2026年4月1日) | ||||
| 人口密度 | 398人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 宇都宮市、さくら市、那須烏山市、芳賀郡市貝町、芳賀町 | ||||
| 町の木 | イチョウ | ||||
| 町の花 | アヤメ | ||||
| 町の鳥 町の歌 |
ヒバリ 高根沢町の歌 高根沢音頭 | ||||
| 高根沢町役場 | |||||
| 町長 | 神林秀治 | ||||
| 所在地 |
〒329-1292 栃木県塩谷郡高根沢町大字石末2053 北緯36度37分51秒 東経139度59分12秒 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
1958年(昭和33年)4月1日、同郡阿久津町と北高根沢村の合併によって発足した。平成の大合併以前は栃木県内で一番新しい町であった。宇都宮市への通勤率は27.9%、芳賀郡芳賀町への通勤率は13.7%(いずれも平成22年国勢調査)。
地理
町の東側に八溝山系の一端となる丘陵地帯、西側に鬼怒川があり、その中央部に水田を主体とする平坦地がある[1]。
町域は東西に約11 km、南北に約12 kmで、町の西側は鬼怒川を挟んで宇都宮市(旧河内町)、東は那須烏山市、北はさくら市、南は芳賀町と市貝町に接する[1]。総面積70.9 km2の約60%を農地が占めている。
標高は109m〜195mの間。市の堀用水(農業用水)、五行川、井沼川が流れる。
歴史
高根沢の地名の由来には、高原山の裾野(根)にある沢から来た説と、14世紀後半に上高根沢の権現山地域で、この一帯を治めていた高根沢新右衛門藤原兼吉の名が地名になったという説がある。
- 1889年4月1日 - 阿久津村(あくつむら)、北高根沢村(きたたかねざわむら)、熟田村(にいたむら)が発足。
- 1899年(明治32年)10月21日 -宝積寺駅開業。
- 1923年(大正12年)4月15日 - 仁井田駅開業。
- 1953年4月1日 - 阿久津村が町制施行、阿久津町となる。
- 1954年3月31日 - 熟田村が分村合併し、一部が北高根沢村に、残りは氏家町に合併する。
- 1958年4月1日 - 阿久津町・北高根沢村が合併、高根沢町となる。
- 1959年3月31日 - 高根沢町の一部(上阿久津)が氏家町に編入。
- 1969年8月-御料牧場が千葉県成田市より移設される。
- 1993年1月1日 - 塩谷郡氏家町と境界変更。
- 1993年12月1日 - 塩谷郡氏家町と境界変更。
- 2010年2月1日 - 芳賀郡芳賀町と境界変更。
人口
| 高根沢町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 高根沢町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 高根沢町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
高根沢町(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
行政
- 高根沢町長[2]
| 代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 小林弘美 | 1958年(昭和33年)4月30日 | 1962年(昭和37年)4月29日 | |
| 2 | 1962年(昭和37年)4月30日 | 1966年(昭和41年)4月29日 | ||
| 3 | 赤羽譲一 | 1966年(昭和41年)4月30日 | 1970年(昭和45年)4月29日 | |
| 4 | 1970年(昭和45年)4月30日 | 1974年(昭和49年)4月29日 | ||
| 5 | 1974年(昭和49年)4月30日 | 1978年(昭和53年)4月29日 | ||
| 6 | 阿久津勝一 | 1978年(昭和53年)4月30日 | 1982年(昭和57年)4月29日 | |
| 7 | 1982年(昭和57年)4月30日 | 1986年(昭和61年)4月29日 | ||
| 8 | 鈴木 順 | 1986年(昭和61年)6月30日 | 1990年(平成2年)6月28日 | |
| 9 | 1990年(平成2年)6月29日 | 1993年(平成5年)2月22日 | ||
| 10 | 岡田幸雄 | 1993年(平成5年)4月4日 | 1997年(平成9年)4月3日 | |
| 11 | 1997年(平成9年)4月4日 | 1998年(平成10年)6月12日 | 在任中死去 | |
| 12 | 高橋克法 | 1998年(平成10年)8月2日 | 2002年(平成14年)8月1日 | |
| 13 | 2002年(平成14年)8月2日 | 2006年(平成18年)8月1日 | ||
| 14 | 2006年(平成18年)8月2日 | 2010年(平成22年)8月1日 | ||
| 15 | 2010年(平成22年)8月2日 | 2013年(平成25年)3月21日 | ||
| 16 | 加藤公博 | 2013年(平成25年)4月21日 | 2017年(平成29年)4月20日 | |
| 17 | 2017年(平成29年)4月21日 | 2021年(令和3年)4月20日 | ||
| 18 | 2021年(令和3年)4月21日 | 2025年(令和7年)4月20日 | ||
| 19 | 神林秀治 | 2025年(令和7年)4月21日 | 現職 |
国政
衆議院
- 任期 : 2026年(令和8年)2月8日 - 2030年(令和12年)2月7日(「第51回衆議院議員総選挙」参照)
参議院
経済
産業
- 町の基幹産業は稲作を中心とする農業であったが、昭和50年代から誘致企業の立地が進み、1996年には栃木県によってソフトリサーチパーク「情報の森とちぎ」(SSCT)が造成し、企業の研究開発拠点が進出した。宇都宮市のベッドタウン化も進んで大きく様変わりしつつあり、人と自然、緑とハイテク「人・緑・元気」をキーワードとして、農工商の調和の取れた産業振興を目指している。2024年を目処にキリンビール旧栃木工場跡地(2010年10月に閉鎖。栃木県高根沢町花岡)に医療機器製造販売のマニーが本社機能を移転すると発表[3]している。
- 同じ宝積寺駅の東側には2006年、建築家隈研吾設計の「ちょっ蔵館」が完成(2007年東口完成、2008年4月西口完成)。その大谷石を再生し新たな息吹を注いだ地元の歴史を生かした造りである。また、この舗装には籾殻舗装を使用している。
農作物
製造業
金融機関
研究開発拠点
町の特色
有機肥料を作る、というコンセプトを基にした生ごみ堆肥化施設「土づくりセンター」が平成11年に完成。平成12年に建設した「びれっじセンター」において、土づくりセンターで作られた土(「たんたんくん」)を使って安全で美味しい地産地消の作物づくりを行い、循環型社会を目指している。また、土は提携水田や希望農業者の畑等に使用され、そこで収穫された米や野菜は学校給食で使用されているほか、農協の農産物直売所において購入することが可能である。
町の地域振興の核となる「高根沢町元気あっぷむら」では温泉が沸き、2020年から道の駅としてリニューアル。農産物直売所、グランピング施設、レストランを併設。
西南端は皇室の食料を生産している広々とした御料牧場(宮内庁)がある。
西の宇都宮市(旧河内町)との境に流れる鬼怒川の河川敷には「鬼怒グリーンパーク」(栃木県)があり、休日は親子連れ、コスモスの季節には観光客で賑わう。
環境学習施設「エコ・ハウスたかねざわ」を中核としたリサイクルの動きも活発化し、給食センターから出される廃油を燃料としたバイオエタノールで走る車を給食運搬車として走らせるなど、環境に対する多くの試みがなされている。
商業面では、ティ・エス・テック株式会社(技術センター)、マニー株式会社高根沢工場、システムソリューションセンター栃木(略称:SSCT)などを擁し、環境保全に高い基準をおいた企業誘致を行い、商業と農業のバランスが取れた住環境を目指している。
町立図書館が分館を含めて町内に3館ある。蔵書総数は約25万点。(2019年3月31日時点)。
ふるさとづくり事業
コミュニティ活動の中心となる各地区の集会施設や地区公民館等の整備や活用に努め、また住民活動の中から生まれてきたまちづくり活動に行政が積極的に関わりをもつ「行政参加型のまちづくり」を展開することにより"only one"のまちづくりを目指す。
地域
町名一覧
- 大字飯室(いいむろ)
- 大字石末(いしづえ)
- 大字太田(おおた)
- 大字大谷(おおや)
- 大字柿木沢(かきのきざわ)
- 大字上阿久津(かみあくつ)
- 大字上柏崎(かみかしわざき)
- 大字上高根沢(かみたかねざわ)
- 大字亀梨(かめなし)
- 大字給部(きゅうぶ)
- 大字栗ケ島(くりがしま)
- 大字桑窪(くわくぼ)
- 光陽台(こうようだい)一丁目 - 六丁目
- 大字下柏崎(しもかしわざき)
- 大字寺渡戸(てらわたど)
- 大字中阿久津(なかあくつ)
- 大字中柏崎(なかかしわざき)
- 大字西高谷(にしごうや)
- 大字狭間田(はさまた)
- 大字花岡(はなおか)
- 大字平田(ひらた)
- 大字伏久(ふすく)
- 大字文挾(ふばさみ)
- 大字宝積寺(ほうしゃくじ)
- 宝積寺一丁目~二丁目
- 宝石台(ほうせきだい)一丁目〜五丁目
教育
高等学校
中学校
小学校
上高根沢小学校では、2010年4月から通常の通学区域にかかわらず、町全域からの通学が可能な「小規模特認校制度」を実施。
フリースクール
保育園
児童館
- 児童館みんなのひろば(町立)
- 児童館きのこのもり(町立)
幼稚園
- 高根沢第二幼稚園(私立)
- 親和幼稚園(私立)
学童保育
- 阿久津小学校学童クラブ
- 西小学校学童クラブ
- 東小学校学童クラブ
- 北小学校学童クラブ
- 中央小学校学童クラブ
- 上高根沢小学校学童クラブ
子育て支援施設
- 子育て支援センターれんげそう
- ファミリーサポートセンター(町立・2011年10月開設)
いずれもにじいろ保育園敷地内
町の施設
生涯学習施設
体育施設
その他の施設
- 福祉センター
- 保健センター
- ちょっ蔵広場(ホール、商業支援施設、情報発信館、駐車場)
郵便・電話
交通
鉄道路線
中心となる駅:宝積寺駅
町内ではないが、上高根沢地区(御料牧場)南側から至近距離に 宇都宮ライトレール「芳賀・高根沢工業団地停留場」が存在する
道路
路線バス
関東自動車(旧・東野交通)により複数の系統が運行されていたが、2021年10月1日の宇都宮東武〜氏家駅線の廃止をもって高根沢町内を運行する関東自動車のバス路線は全廃となり、2024年時点で町内に路線バスは運行されていない。
デマンド型交通
- デマンド交通システム「たんたん号」[9](委託事業・事前登録制)
- 2009年9月まで東野交通により運行されていた宇都宮東武 - 宝積寺 - 杉山線の路線廃止に伴い、翌10月より運行開始された[10]。路線バスから継承された経緯により、運行開始当初は市貝町の一部も運行エリアに含んでいたが、利用実績の乏しさから2022年3月をもって市貝町への乗り入れを廃止した。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

- 高根沢温泉(元気あっぷむら)
- 道の駅たかねざわ 元気あっぷむら
- 御料牧場
- 新東京国際空港(現:成田国際空港)の建設に伴い、成田より移転
- 偶然にも国道408号が成田国際空港近くの成田市寺台インター交差点と御料牧場近くの高根沢町宝積寺交差点を結んでいる。
- 鬼怒グリーンパーク
- 栃木県民ゴルフ場
- 宇津史料館・宇津薬師堂
- 安住神社
- 上高根沢太々御神楽
- 上高根沢の住民が明治初年から継いできた神楽(かぐら)。豊作や村内の安全などを願い、安住神社、長宮稲荷神社(寺渡戸)の祭礼に奉納されている。演目は『天日鷲神』をはじめ、三十六座あり、神々の面と衣装、道具などにより平舞・幣舞・荒舞・乱舞に大別される。後継者不足に悩みながらも地元の熱意で伝承され、「県の祭り百選」にも登録されている。
- 上高根沢太々御神楽
- おだきさん(全国「疏水百選」)
- 加茂神社梵天祭
出身・ゆかりのある著名人
政治家
スポーツ選手
- 岡田幸文(元プロ野球選手・元千葉ロッテマリーンズ所属、楽天ゴールデンイーグルスコーチ)
- 村上之宏 (元プロ野球選手(投手)、元南海ホークス所属)
- 荻原健太(サッカー選手・元ソニー仙台FC所属)