高雄捷運高運量電車

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製造年 2005-2006年
製造数 42編成126両
高雄捷運高運量電車
南岡山駅の列車
基本情報
運用者 高雄捷運公司
製造所 ドイツの旗シーメンス・トランスポーテーション・システムズ
オーストリアの旗ウィーンのシーメンスSGP)
製造年 2005-2006年
製造数 42編成126両
運用開始 2008年
投入先 紅線橘線
主要諸元
編成 2M1T
軌間 1,435 mm
最高運転速度 80 km/h
設計最高速度 90 km/h
起動加速度 3.6 km/h/s
減速度(常用) 3.6 km/h/s
減速度(非常) 4.68 km/h/s
編成定員 約750人
編成長 [1] 65.450 m
全長 (DM車):[1] 21,945 mm
(T車):[1] 21,560 mm
全幅 [1] 3,150 mm
全高 [2](pp5)3,750 mm
車体高 [2](pp5)3,630 mm
床面高さ [3] 113.5cm
車体 ステンレス鋼
固定軸距 [4](pp43)2,300 mm
台車中心間距離 [2] 14,800 mm
軸重 [3] 16.1t
主電動機 三相誘導電動機
1TB2010-1GA02
主電動機出力 190 kW
編成出力 1,520 kW
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 シーメンス
制動装置 再生ブレーキ、ディスクブレーキ
保安装置 ATCATOATS
備考 [5]
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高雄捷運高運量電車(たかおしょううん こううんりょうでんしゃ)は2008年から台湾高雄捷運(高捷、高雄メトロ、高雄MRT)で運用されている通勤型電車。2008年の開業後MRT用車両はこの車種のみであり、公式な形式名は付与されていない。

高雄捷運で最初に調達された形式。標準軌第三軌条方式の高運量規格で[注釈 1]台北捷運板南線でも採用され、ポルシェデザインがコンセプトデザインを担ったシーメンス・トランスポーテーション・システムズ2000年代の標準的モデルであるモジュラー・メトロをベースにオーストリアスピリット・デザインドイツ語版(Spirit Design GmbH)社がカラーリングや塗装のデザイン案を監修している[6][7](p08)

2001年高雄捷運公司と総額約170億ニュー台湾ドルで機電工程調達契約が交わされ[8]、シーメンス交通部門のオーストリア現地法人(Siemens SGP Verkehrstechnik GmbH、元Simmering-Graz-Pauker)がウィーン工場で42編成126両を製造した。

2005年上半期に落成後[9][10]、同年10月に第1編成が[11]、2007年5月までに全編成が台湾に納入された[12]。全て高雄捷運紅線および橘線で運行されている[13]

ほとんどの部品を国外製品に頼っているが、2018年以降に到来する更新時期に合わせて一部国産品の採用を目標にしている[14]

仕様

客室内
ドア上の路線図
旅客案内装置
製造銘板と非常口のサイン
運転席後方
吊革
ホームドアと連動し開いているドア(西子湾駅
中間T車の車椅子スペース

車両寸法

  • DM-Car(制御動力車)長:21.945メートル
  • T-Car(無動力車)長:21.560メートル
  • 編成長(3両編成):65.450メートル
  • 全幅:3.150メートル
  • 編成重量 = 177.6t[3]
  • 空車重量:117.3t[3]
  • ドア幅:1.4メートル[2](p7)
  • 連結部通路幅:1.4メートル[2](p7)
  • 連結部通路高さ:1.9メートル[2](p7)
  • 客室内高さ;2.05メートル[2](p7)

開業当初から輸送量を考慮して3連で運行されているが、将来的には中間車を挿入した6連での運行に対応している[1][15][16]。長らく台鉄捷運化による地下化工事の影響で3両までのホーム長だった高雄駅も、2018年に仮ホームから6連対応の永久站(恒久ホーム)への切り替えが完了し、増結への技術的障害は解消している。

台車は台北捷運やバンコクの車両でも使われているSF2000の信頼性とメンテナンス性を向上させたシーメンスの改良版「SF3000[4](pp37、p43)」を採用している。

定員

  • 1両ごとに7人掛けの座席がドア間に6か所42席あり、1平方メートルあたり5人の立ち席で換算すると3両編成での定員は750人[1]。最大定員は1010人(両端の運転室10名分を含む)。

運転性能

  • 最高設計速度:90km/h[1]
  • 営業最高速度:80km/h/[1]
  • 起動加速度:3.6km/h/s(1.0m/s/s[1]
  • 通常減速度:3.6km/h/s(1.0m//s/s[1]
  • 非常減速度:4.68km/h/s(1.3m/s/s[1]

材質

車体およびドアはステンレス鋼で、30年の寿命を想定している。

車內設備
  • 1両当たり4つの外開きプラグドアを左右両側に備えている[13]
  • 連結面はドアのない貫通路で、運転室の非常ドアから前後方向に脱出できる設計となっている
  • ドアに異物が挟まったり、故障で開閉できない場合は発車できないようになっている。
  • 車内は北米の防火基準(NFPA 130)を満たし、45分間の耐火性能をもつ[1]
  • 1両あたり2台の冷房機を天井に備え、メンテナンス時には取り外しやすい設計となっている。。
  • ドア上にLED式の旅客案内装置が設置され、行先と次駅案内が表示される。

運行システム

特色

  • 青と白色を組み合わせた台北捷運と異なり、緑と白色を基調にしている[17]
  • ロングシートのFRP座席は、国内企業の佳豊機械設計工業が製作、納入している[18]
  • 左右ドアの中間部には三股のスタンションポールが設置されている。
  • 吊革はゴム材質で硬化プラスチックの台北捷運とは異なる。
  • 2両目の1番目と4番目のドア付近はバリアフリーエリアで車椅子に対応しているほか、緊急時に乗務員と通話できる車内非常通報装置が設置されている[19]
  • 高雄捷運の公式イメージキャラクターである「高捷少女」のうち、運転士役の「艾米莉亞(エミリア)」が台湾人とドイツ人のハーフという設定はこの車両に由来する。

編成

号車 1 2 3
形式 1100型
(DM1)
2100型
(T)
1100型
(DM2)
機器配置 VVVFBT,CPVVVF
座席定員 424242
乗車定員[注釈 2] 247261247
車内設備 バリアフリー・アクセス
車両番号[注釈 3] 1101
:
1183
2101
:
2183
1102
:
1184
凡例
  • DM - 制御動力車
  • T - 中間車
  • CP:電動空気圧縮機
  • BT:バッテリー
  • バリアフリー・アクセス:バリアフリー
  • - KRTC-Free WiFi(無料Wi-Fi[20]

その他

特別仕様車

関連商品

  • 鐵支路模型(Touch Rail)より迴力車(無動力のデフォルメ模型)が発売されている[28]

脚注

関連項目

外部リンク

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