魔法の姉妹ルルットリリィ
日本のテレビアニメシリーズ
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『魔法の姉妹ルルットリリィ』(まほうのしまいルルットリリィ)は、スタジオぴえろ制作によるテレビアニメで、ぴえろ魔法少女シリーズの6作目に当たる[1]。分割2クールで、TOKYO MXほかにて第1クールが2026年4月から6月まで放送され[2][3][4][5]、第2クールが10月から放送中[6]。
| 魔法の姉妹ルルットリリィ | |
|---|---|
| ジャンル | 魔法少女アニメ |
| アニメ | |
| 原作 | スタジオぴえろ バンダイナムコフィルムワークス |
| 監督 | 道解慎太郎 |
| シリーズ構成 | 柿原優子 |
| 脚本 | 柿原優子、芹川梓 中西やすひろ、宮田ゆか 千葉美鈴 |
| キャラクターデザイン | 鳥井なみこ、錦寛乃 袖山麻美 |
| 音楽 | ha-j |
| アニメーション制作 | スタジオぴえろ |
| 製作 | ルルットリリィ製作委員会 |
| 放送局 | TOKYO MXほか |
| 放送期間 | 第1クール:2026年4月5日 - 6月21日 第2クール:2026年10月4日 - |
| 話数 | 第1クール:全12話 |
| シリーズ作品 | |
| |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
あらすじ
小学生の野々山風と中学生の野々山流は、かつては仲の良い姉妹だったが、最近はすれ違いが増え、心の距離が離れつつあった。そんなある日、風と流はそれぞれフェリックススターの妖精と出会い、魔法の力を授けられる。魔法には二つのルールがあった──「期限は1年間」「魔法の存在を誰にも知られてはいけない」。
憧れていた大人の姿に変身した二人は、「こんぺとリリィ」(風)、「ましゅールル」(流)という名前で活動を開始。互いが姉妹であることを知らないまま、アイドルとしてデビューすることになる。
登場人物
野々山姉妹
- 野々山 風(ののやま ふう)
- 声 - 橘めい[7][8][9]
- 本作の主人公である[2]小学生の少女[10]。
- 明朗で、楽しそうなことを見つけると即座に動く[10]。
- 野々山 流(ののやま るい)
- 声 - 小鹿なお[7][8][9]
- 本作の「もう1人の主人公」である[2]中学生の少女[10]。風の姉[10]。
- 歌唱が大好きだったが、小学生時代に病気により入院生活を送った影響で控えめな性格になった[10]。風を羨んでいる[10]。
- ましゅールル
- 流が変身した姿。髪と身長が伸びる。配色はリリィと対照的で、髪色はピンクから水色とベビーピンクのグラデーションに変化、瞳の色も青から紫に変わる。リリィのデビューライブを配信で観た事で歌唱への想いが再燃し、自らプロダクションわんすもあに志願し、アイドルデビューした。ステージネームはリリィにあやかって塔子が名付けたもの[12]。
フェリックススター
プロダクションわんすもあ所属
- 神立 塔子(かんだち とうこ)
- 声 - 和泉風花[7][18][19]
- プロダクションわんすもあ所属[10]。自分で事務所を設立した[10]。実質的には彼女が代表者。
- 青園 せな(あおぞの せな)
- 声 - 廣原ふう[7][18][19]
- プロダクションわんすもあ所属[10]。
- 竹を割ったような性格[10]。特技はダンス[10]。
- 塔子に勧誘されたことで、グループを結成しアイドルとしての活動を開始[10]。
- 神立 矢須王(かんだち やすお)
- 声 - 杉田智和[10]
- 塔子の叔父で、プロダクションわんすもあの社長[10]。面倒くさがりな性格。事務所を設立したのは塔子であるが、若い彼女が社長では対外的にいろいろ不都合があるということで名目上彼が社長を務めるという形で協力している。塔子の夢には理解があるが、彼女のやや暴走気味な行動に関しては少し心配している。
その他の人物
制作
企画段階から玩具や音楽のノウハウを有するバンダイナムコグループが深く関わっている[24]。
玩具
企画段階から玩具側とアニメスタッフが連携している[24]。
ステッキに関しては監督のデザイン案をベースにバンダイナムコ側とやりとりを重ねて完成させた[24]。玩具開発の技術により実物でも監督の柔らかいタッチを生かしつつ、ビスや電池蓋など没入感を阻害する要素を隠したデザインを可能とした[24]。
企画段階では片方がステッキ、もう片方がコンパクトという案もあったが、販売すると姉妹で取り合いになるという理由で両方ステッキになった[24]。また2つのアイテムが合体する案もあったという[24]。
物語
主人公が姉妹という設定は、プロデューサーの福井が『おそ松さん』を担当した際、兄弟の関係性に熱狂したファンを観測しビジネスチャンスを感じたことが切っ掛けとされる[24]。
前回の『ララ』から年月が経過し、魔法少女ものの主流が戦闘美少女的な展開になり、ぴえろ自体も『BLEACH』や『NARUTO』など週刊少年ジャンプ連載のバトル漫画のアニメを制作するようになっていたが、福井は情報過多の時代においてゆったりと視聴しながら癒やされる作品が必要であると感じており、「絶対に戦ってはいけない」というシリースの縛りが本作でも踏襲された[24]。
AIやSNSが普及した現代においてあえて「魔法は万能ではない」というメッセージを込めている[24]。
映像
劇中のライブシーンおよびエンディングアニメーションでは、カヤックのバーチャルカメラ「ジャンヌ・ダルク」が活用され[25]、VRデバイスを用いて仮想空間に入り込み、監督やライブシーン演出担当が自ら撮影を行っている[25]。導入の背景には「表現の追求」と「制作環境の最適化」がある[25]。
配役
柿原優子は自分が小さかったころ『魔法の天使クリィミーマミ』を視聴して感じた「気持ち」を次の時代を生きる人々にもプレゼントすることを望んで本作を作っている[2][26][27]。
主人公役の声優は第2作『魔法の妖精ペルシャ』以来に本職の声優を起用しており、野々山風役に現役高校生の橘めい、野々山流役には小鹿なおが選ばれている[26]。橘は風に勇気づけられ、視聴者にもそのような思いになってもらいたいと考えた[2][26][27]。小鹿は本作における「歌」の重要性を強調し、一生懸命歌うことを誓った[2][26][27]。そのような橘と小鹿に茅野愛衣は感銘を受けたという[2][26][27]。
音楽
『ラブライブ!』などの音楽を担当するランティス(バンダイナムコグループ)の知見により、心情や展開を考慮した楽曲が制作されている[24]。
オープニングテーマはILLITを起用し[28]、エンディングテーマは主演の橘と小鹿が歌唱する。
ILLITは「Bubee」をキュートで華やかな楽曲と捉えている[28][29]。「アニメの世界に入り込んだような気持ちで歌った」という[28][29]。
評価
スタッフ
- 原作 - スタジオぴえろ[7][31][32]、バンダイナムコフィルムワークス[7][31][32]
- 監督・キャラクター原案 - 道解慎太郎[7][33][34]
- 副監督 - 増原光幸[19]
- シリーズ構成 - 柿原優子[7][35][36]
- キャラクターデザイン - 鳥井なみこ[7][37]、錦寛乃[7][37]、袖山麻美[7][37]
- 魔法キャラクターデザイン - 山田起生[19]
- プロップデザイン - 富田美文[19]
- メインアニメーター - 福地和浩[19]
- 美術監督 - 前田有紀[19]
- 美術設定 - 伊藤瞳[19]、鈴木亮輔(第1話)、水本浩太(第4話-)
- 色彩設計 - 合田沙織[19]
- CGディレクター - 神谷貴浩[38]
- 撮影監督 - 今泉秀樹[14]
- 編集 - 重村建吾[14]
- 音響監督 - 大寺文彦[14]
- 音響効果 - 古谷友二[14]
- 音響制作 - 神南スタジオ[14]
- 音楽 - ha-j[14]
- 音楽制作 - バンダイナムコミュージックライブ[14]
- 音楽プロデューサー - 武沢由佳子
- プロデューサー - 福井洋平、加戸裕子
- アニメーションプロデューサー - 小松尚実
- アニメーション制作 - スタジオぴえろ[7][14][39]
- 製作 - ルルットリリィ製作委員会[7][14][34]
主題歌
オープニングテーマ
エンディングテーマ
挿入歌
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | シナリオ | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Episode 01 | 星をつかんだ日 | 柿原優子 | 道解慎太郎 | 生田幸那 |
|
| 2026年 4月5日 |
| Episode 02 | はじめましてリリィです! | 矢野雄一郎 | 土屋康郎 |
|
| 4月12日 | |
| Episode 03 | 月をみあげたら |
|
|
| 4月19日 | ||
| Episode 04 | 会いにきたルル | 髙田昌豊 | 三家本泰美 |
|
| 4月26日 | |
| Episode 05 | 地獄のクイズへようこそ |
| 増原光幸 |
|
| 5月3日 | |
| Episode 06 | 夏といえば、合宿でしょ | 中西やすひろ | 池ヶ谷愛 | 小林一三 |
|
| 5月10日 |
| Episode 07 | サマーデイドリーム |
| 池ヶ谷愛 |
|
| 5月17日 | |
| Episode 08 | 秋風と麦わら帽子 | 宮田ゆか | 小林一三 | 益子里花 |
|
| 5月24日 |
| Episode 09 | すっきりしない土曜日 | 柿原優子 | 伊藤智彦 | 羽坂英則 |
|
| 5月31日 |
| Episode 10 | 招かれて、フェリックススターへ | 千葉美鈴 |
| 井筒まどか |
|
| 6月7日 |
| Episode 11 | 門限ありのシンデレラ | 中西やすひろ | 増原光幸 | 小林一三 |
|
| 6月14日 |
| Episode 12 | 歌おうルルットリリィ | 柿原優子 | 今千秋 | 生田幸那 |
|
| 6月21日 |
| Episode 13 | 秘密のメッセージ | 千葉美鈴 | 加藤もえ | 大村将司 |
| さとう沙名栄 | 10月4日 |
放送局
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [45] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年4月5日 - 6月21日 | 日曜 22:30 - 23:00 | TOKYO MX | 東京都 | |
| 2026年4月6日 - 6月22日 | 月曜 0:40 - 1:10(日曜深夜) | 朝日放送テレビ | 近畿広域圏 | 『ANiMiDNiGHT!!!』枠 |
| 月曜 1:20 - 1:50(日曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
| 2026年4月7日 - 6月23日 | 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | BS/BS4K放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠 |
| 2026年4月9日 - 6月25日 | 木曜 20:00 - 20:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [45] | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年10月4日 - | 日曜 22:30 - 23:00 | TOKYO MX | 東京都 | |
| 2026年10月5日 - | 月曜 0:40 - 1:10(日曜深夜) | 朝日放送テレビ | 近畿広域圏 | 『ANiMiDNiGHT!!!』枠 |
| 月曜 1:20 - 1:50(日曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
| 2026年10月6日 - | 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | BS/BS4K放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠 |
| 2026年10月8日 - | 木曜 20:30 - 21:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
| 配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2026年10月4日 | 日曜 23:00 以降順次更新 |
| 見放題配信 |
| 都度課金配信 | ||
| 日曜 23:00 更新 | 見逃し無料配信 | ||
| 第2クール放送終了後 | - |
|
劇場上映
関連番組
- 「ぴえろ魔法少女シリーズ」同窓会スペシャル
- 第1クール放送終了後の翌週の特別番組として、2026年6月28日にTOKYO MX、6月29日にテレビ愛知、6月30日にBS日テレにて放送された。2026年4月より隔月発売している「ぴえろ魔法少女シリーズ Anniversary Blu-ray BOX」の発売を記念し、第1作『魔法の天使クリィミーマミ』、 第2作『魔法の妖精ペルシャ』、第3作『魔法のスターマジカルエミ』、第4作『魔法のアイドルパステルユーミ』の4作品を中心に、ヒロインおよびメインキャストで当時を振り返る内容。MCは水島裕。出演キャストは太田貴子(森沢優 / クリィミーマミ 役)、冨永みーな(速水ペルシャ 役、かき丸 役)、渕崎ゆり子(篠川紀信 役、ケシ丸 役)、橘めい(野々山風 / こんぺとリリィ 役)、小鹿なお(野々山流 / ましゅールル 役)[50]。